大手銀行の「あおぞら銀行」は8日、都内にある上智大学の構内に本店を移転しました。大手銀行が大学のキャンパスに本店を設けるのは初めてということで、現役のバンカーが銀行の実務を教える講座を開くなど立地をいかし、大学との連携を深めていくことにしています。 金融庁によりますと、大学のキャンパスに大手銀行が本店を設けるのは初めてということで顧客は大通りに面している入り口から店舗に出入りできます。 今回の移転は、大地震に備えて耐震性が高く非常用の電源装置が整備されたビルへの移転を検討していた銀行と、賃料による安定した収入を得たい大学側の意向が一致し、決まりました。 銀行はユニークな立地をいかし現役のバンカーが教員となる講座を開くなど今後、大学との連携を深めていくことにしています。 あおぞら銀行の馬場信輔社長は「海外から来ている留学生に日本の金融を学んでもらう機会を設けるなど大学と一緒にできることをいろ