![静岡県立中央図書館、静岡県内の自治体ウェブサイトに掲載されたPDFを自動収集するシステムを地元企業と共同開発](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7cab7903e416b2fdf7371adec7e411f5c8034d8a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcurrent.ndl.go.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2022%2F09%2FOGP.png)
2015年3月10日、東京大学附属図書館が、関東大震災で焼失した旧図書館の設計者が明らかになったことを発表しました。2014年に、アカデミックコモンズ(仮称)新営工事敷地で、旧図書館のレンガ基礎の解体作業中に発見された金属製の箱の中に、表面に明治23年起工「帝国大学図書室」、裏面に工事に関わった建築技術者達の氏名(工事監理に「山口半六」、設計に「久留正道」)が刻印された金属プレートが入っていたとのことです。同館の発表によると、旧図書館の設計者は、創建当初の資料がないため、これまで特定できていなかったとのことです。 アカデミックコモンズ(仮称)新営工事中における旧図書館に関する発見について(附属図書館) (本部計画課)(東京大学, 2015/3/10) http://www.u-tokyo.ac.jp/ja/news/topics/topics_z1601_00002.html 東京大学附属
国立国会図書館調査及び立法考査局が、国政課題に関する基本的な情報をさまざまな視点から提供する「基本情報シリーズ」のNo.14として、「わが国が未批准の国際条約一覧(2013年1月現在)」を刊行し、ウェブに掲載しました。これは2009年3月に刊行した「わが国が未批准の国際条約一覧(2009 年1 月現在)」以降改定を重ねて来ているものです。 条約の配列は、国際機関・国際会議別となっており、例えば、国際連合(UN)寄託条約の(D)には文化・学術・放送・通信・出版に関するもののリストが掲載されています。 調査資料 http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/document/2013/index.html わが国が未批准の国際条約一覧(2013年1月現在)(基本情報シリーズNo.14、2013年3月付け) http://dl.ndl.go.jp/view/d
米国の大学では教科書の価格が高く、例えばカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)では学生一人当たりの教科書代が年間1,521ドルというデータがあるそうです。 このような背景のもと、UCLA図書館が、2013-14年度に“Affordable Course Materials Initiative”というプログラムを始めるようです。このプログラムに参加した教員は、図書館の所蔵資料や契約する電子リソース、オープンアクセスの文献を活用したり、教員自身が教材を作成するなどして、学生の費用負担を下げることが求められます。ただし、そのためには時間や人手が必要になるということで、同館から教員に対して資金援助が行われるという内容です。今回は、7人の教員に対して合計1万ドルが用意されています(5人×1,000ドル+2人×2,500ドルという内訳)。 参加を希望する教員はオープンアクセス文献などに関する図
米国のハーバード大学の教員で構成される図書館に関する諮問委員会(Faculty Advisory Council)が、学術雑誌の価格高騰問題へ対応するために教員・学生らに対していくつかの対策を提案しています。 同委員会は、まず、 ・ハーバードは大手出版社に対して年間375万ドル支払っている ・一部のジャーナルは年間4万ドルもの購読費がかかっている ・ある2社については過去6年で145%値上がりしている のような苦しい現状を述べ、主要な学術雑誌の契約、少なくとも大手2社との契約をこれまで通りに続けていくことは不可能という結論に至ったと説明しています。そして、教員及び学生と図書館に対して次の9つの対策を検討するように示し、意見を募っています。(うち、1~6が教員及び学生向け、7~9が図書館向け。) (1)大学のオープンアクセス(OA)ポリシーに従って自著論文を必ず機関リポジトリに登録すること。
国立国会図書館は、調査及び立法考査局による刊行物『調査と情報-ISSUE BRIEF-』シリーズのNo.708として、「東日本大震災の概況と政策課題」を2011年4月26日付けで刊行し、ウェブで公開しました。東日本大震災の概況、これまでの政府等の対応、当面するいくつかの主要課題について、概ね4月13日時点での情報にもとづき整理したものです。 東日本大震災の概況と政策課題(PDF:37ページ) http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/issue/pdf/0708.pdf 参考: 国立国会図書館調査局が「東日本大震災に伴う税制上の特例措置」を刊行 http://current.ndl.go.jp/node/17995
米国国立医学図書館(NLM)と医学図書館全米ネットワーク(National Network of Libraries of Medicine)、米国出版社協会(AAP)のProfessional/Scholarly Publishing Division等が、東北地方太平洋沖地震の支援のため、Emergency Access Initiative(EAI)の実施を発表しています。NLM等は、このEAIを通じて生物医学関係論文のフルテキストを、地震の被災者および被災者への支援を行う図書館員や医療従事者に対して、期間限定で無料提供するとのことです。この無料提供は、2011年3月14日から4月8日までとのことです。 Emergency Access Initiative (National Library of Medicineのウェブサイト) http://eai.nlm.nih.gov/do
「ぬいぐるみの図書館おとまり会」現場の様子と舞台裏(日本) 子どものお気に入りのぬいぐるみを図書館で一晩預かり,ぬいぐるみが夜の図書館を楽しんでいる姿を写真に撮って子どもに渡すという「ぬいぐるみの図書館おとまり会」(E1088参照)が,兵庫県の宝塚市立西図書館で,2010年12月11日夕方から12日にかけて開催された。ぬいぐるみが図書館で本を読んだり遊んだりしている姿を見て図書館や読書に親しみを持ってもらうことを狙いとして実施された。当日の様子と舞台裏を,現地取材に基づき紹介する。 ●当日の様子 おとまり会は予約不要で,11日に来館した子どもは同館の利用カードの有無にかかわらず参加することができた。受付開始時刻の前からぬいぐるみや人形を持った子どもが来館し,最終的には1歳から11歳までの62人の子どもが参加した。ぬいぐるみはクマや犬などの動物からアニメのキャラクターまで,種類も大きさも様々
2010年11月10日、国立情報学研究所(NII)は、ヤフー株式会社と協力して、CiNiiが提供している学術論文約400万件のデータを、ヤフーが新たにサービスを開始する「Yahoo!検索 論文検索」から利用できるようになったと発表しています。「Yahoo!検索 論文検索」では、検索結果一覧ページに論文のタイトルや著者名、抄録などの基本情報が表示されるとのことで、ここで目的の論文情報をクリックすると、CiNii上の論文情報詳細ページに移動するようです。さらに、本文のPDFファイルがある論文はこの詳細ページからダウンロードすることができるとのことです。 Yahoo!検索 論文検索 http://ronbun.search.yahoo.co.jp/ CiNiiの国内学術論文400万件がYahoo!検索 論文検索から検索可能に ―NII学術コンテンツ基盤とヤフーのコラボレーション― (2010/1
インドのプネ市にあるBhandarkar東洋研究所に2004年1月4日、およそ150人の武装した若者が政治的スローガンを叫びながら乱入し、閲覧室の設備を破壊し、手稿や記録文書、石板など(数点から数点まで諸説ありとのこと)を破壊・盗難するという事件が発生しました。この事件がなぜ起きたのか、その歴史・文化・宗教的背景(植民地、カースト等)、同研究所のような研究図書館・文書館が持つ文化・政治的な象徴性などを分析し、このような事件がインド以外でも起こりうることを説き、それを避けるためにはどうすればよいのかを論じた論文が、LIBRI誌の“Best Student Paper Award 2008”に選ばれ、オンラインで公開されています。 Michelle Caswell. Irreparable Damage: Violence, Ownership, and Voice in an Indian
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