富士フィルム・ FinePix F200 EXR フジは、ムカシから内蔵フラッシュの調光制御がウマかった。フィルムカメラの時代には「DP(デジタル・プログラム)方式」とよんでいたフジ独自のフラッシュ発光コントロールを搭載していた。 このF200 EXR以前の機種は、DP方式をさらに進化発展させた「iフラッシュ」を搭載していて、たとえばライトアップされた建物を背景にして人物フラッシュ撮影するときの定常光とストロボ光とのコントロールが絶妙でウマかった。 ところで、ハナシは少しワキにそれるけど、「定常光」というのは、ストロボ光は瞬間的に光るが、太陽光や電灯光などは常時“光って”いるので、ストロボなどの瞬間光に対してそれらを定常光とよび習わされるようになった。ストロボ撮影でもっとも難しいのが、この瞬間光と定常光の制御バランス。基本的な制御方法は、瞬間光の光量コントロールは絞り値でおこない、定常光の