Linux開発者はサンで何をやっているのか? これは米サン・マイクロシステムズのオープンソースプラットフォーム戦略責任者イアン・マードック氏が、司会を務めたサンのCommunityOne Dayのセッションで問いかけた疑問だ。このセッションは5月7日、JavaOneカンファレンスの開幕前に行われた。 「なぜ私がここにいるのか? Linux開発者がサンで何をしているのか? 宗旨替えをしたのか?」という質問をよく受けると、マードック氏は語った。「そういう見方をわたしはしていない」 1993年からLinuxを使っており、LSB(Linux Standards Base)会長のマードック氏は、「Linuxが欲しいといっている人は、実際にはLinuxが欲しいという意味でいっているのではない。彼らが欲しいのは、Linuxユーザー環境とLinuxビジネスモデルだ。彼らは選択肢を望んでいるのだ。彼らはLi