三味線 後編です。 前編(三味線 前編)では津軽三味線について勉強しました。後編では他のジャンル(本当はこちらが正統なのですが…)について見てみましょう。 唄と語り 三味線の2大ジャンルと言えば、唄と語りです。 唄は、長唄・地唄・端唄・小唄など。歌詞の内容としては、ラブソングだったり、風景を詠んだり、祝いの歌だったり。まぁ現代の我々がイメージする「歌」と似たようなものですね。 一方語りは、義太夫節・一中節・河東節・常磐津節・清元節など。こちらは語りなので「いづれの御時にか、女御、更衣あまた候ひ給ひける中に…」のようなストーリー風の歌詞になっています。 字を見れば分かりますが、基本的には「ナントカ唄」という名前のものが唄。「ナントカ節」という名前のものが語りです。(そうでないものも一部ありますが) スポンサーリンク 唄 ではまずは唄について見てみましょう。 www.youtube.com 動