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倫理学に関するnizimetaのブックマーク (20)

  • Daily Life:生物学者は「自然主義的誤謬」概念をどう使ってきたか

    July 16, 2020 生物学者は「自然主義的誤謬」概念をどう使ってきたか 最近発表された人間行動進化学会の声明の中で、「自然主義的誤謬」という哲学由来の概念が使われていた。 そこでは、自然主義的誤謬が、「「自然の状態」を「あるべき状態だ」もしくは「望ましい状態だ」とする自然主義的誤謬と呼ばれる「間違い」」という言い方で紹介されている。これを倫理学者が聞いたなら「いや、自然主義的誤謬はそういう意味じゃないんだけどなあ」と言いたくなるところであろう。しかし、進化生物学者と「自然主義的誤謬」という概念の付き合いはかなり長く、それなりの経緯がある。稿の目的はとりあえずその経緯を追うことで、「自然主義的誤謬」という概念の適切な用法とはなんだろうかということを考えることである。 最初に断っておくが、稿はいかなる意味でも体系的なサーベイとはなっていない。どちらかといえば、目立つ事例いくつかをつ

  • 青土社 ||哲学/思想/言語:隔たりと政治

  • 法哲学| 有斐閣

    「わかりやすく,おもしろい教科書」--謳うのは簡単,でもそれがいちばん難しい--だからこそ,挑戦しました。「そうか!」という瞬間が書には必ずあります。なぜならあなたと一緒に徹底的に考えるから。わからないことほど楽しい,そんな知の世界へ飛び込みましょう。 ◆法学教室の「Book Information」コーナーにおいて,編集担当者が書を紹介!!  →記事を読む ※電子書籍配信中!*電子書籍版を見る* 第1部 正義論 Chapter 01 功利主義 Chapter 02 正 義 Chapter 03 自 由 Chapter 04 平 等 Chapter 05 権 利 Chapter 06 正義論の最前線 第2部 法概念論 Chapter 07 ルールとしての法 Chapter 08 法の価値 Chapter 09 法の権威 Chapter 10 解釈としての法 Chapter 11 批判理

  • 入門・医療倫理 II 赤林 朗 編

    書は4部構成になっている。1.規範倫理学 2.メタ倫理学 3.法と倫理の狭間 4.ケース集。1.~3.が理論を深める方向である。1.では功利主義・義務論・徳倫理を詳述し、2.は錯綜した議論をきれいに整理する。4.の具体例としては、結合双生児の分離手術、家族に対する偽りの説明、代理出産。 はじめに[赤林朗] I 規範倫理学(総論[児玉聡]) 第1章 功利主義[水野俊誠] 第2章 義務論[堂囿俊彦] 第3章 徳倫理[奈良雅俊] II メタ倫理学(総論[児玉聡]) 第4章 実在論・認知主義[奈良雅俊] 第5章 反実在論・非認知主義[児玉聡] 第6章 メタ倫理学の現在[林芳紀] III 法と倫理の狭間(総論[稲葉一人]) 第7章 権利論[蔵田伸雄] 第8章 法と道徳[山崎康仕] 第9章 法と正義[稲葉一人] IV ケース集(総論[赤林朗]、編集協力[藤田みさお]) 結合双生児の分離手術 抗インフ

    入門・医療倫理 II 赤林 朗 編
  • Daily Life:選好功利主義は規範倫理学理論ではないのか

    March 04, 2013 選好功利主義は規範倫理学理論ではないのか (2013年3月7日追記:以下の書評に対し佐藤氏人よりリプライを頂いたので、次エントリーに掲載させていただいた。) 現在佐藤岳詩氏の著書『R・M・ヘアの道徳哲学』 の書評を執筆しているのだが、このでもっとも目を引く主張である、「選好功利主義は規範倫理学理論ではない」(p.83)というテーゼについて論じようとしたら、もう紙数がつきてしまっていた。 そこでその部分だけ分割してここに公開しようと思う。以下、MTはここで主な検討の対象となっているヘアの著書『道徳的に考えること』(Moral Thinking,1981)を指す(訳文は邦訳に依拠しているので邦訳のページ数も示す)。SEはヘア晩年の著書Sorting Out Ethics (1997)を指す。MTないしSEという注意書きのない引用は佐藤氏の著書のページ数を指す。

  • The Controversy About Marx and Justice by Norman Geras

  • UTILITARIANISM

    功利主義 (こうりしゅぎ utilitarianism) 蜂巣にとって有益でないことは蜜蜂にとっても有益ではない。 ---マルクス・アウレリウス Utilitarianism is initially attractive because human beings matter and matter equally. But the goal of equal consideration that utilitarians seek to implement is best implemented by an approach that includes a theory of fair shares. Such a theory would exclude prejudiced or selfish preferences that ignore the rightful claims

  • メタ倫理学 - Wikipedia

    この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "メタ倫理学" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2011年12月) メタ倫理学(メタりんりがく、英語:metaethics)とは倫理学の一分野であり、「善」とは何か、「倫理」とは何か、という問題を扱う。規範の実質的な内容について論じる規範倫理学と異なり、メタ倫理学においては、そもそもある規範を受け入れるというのはどういうことか、ということについての概念的分析、道徳心理学的分析、形而上学的分析などを行う。 メタ倫理学の歴史[編集] メタ倫理学という分野は1903年G. E. ムーア が『倫理学原理』を出版したことを起点とする。そ

  • von Neumann-Morgenstern効用関数は基数的か? - たけみたの脱社会学日記

    三谷武司,2006,「von Neumann-Morgenstern効用関数は基数的か?」,盛山和夫(編),『高齢化社会の公共性に関する社会学的研究』,pp. 153-166 (PDFはこちら) 1. 基数的効用関数、序数的効用関数、NM効用関数 John C. Harsanyiは、von Neumann-Morgenstern効用関数(以下、NM効用関数と略記する。)を用いることで、全員の効用値の総和を最大化するような選択が倫理的に正しい選択だとする効用総和主義を復活させたとされている。少なくとも、人および彼の支持者の多くはそう考えている。まずはこの「復活」ということの意味を確認しておく。 1.1. 基数的効用関数と効用総和主義 効用総和主義というのはもともと、ある状況で個人が体験する一種の心理状態を倫理的判断の基礎に据えようとする立場であった。たとえば快感、たとえば幸福がそれに当たる

    von Neumann-Morgenstern効用関数は基数的か? - たけみたの脱社会学日記
  • Amazon.co.jp: Ethical Theory 2 (Oxford Readings in Philosophy): Rachels, James: 本

  • Hare's Utilitarianism and the Problem of External Preferences

    ヘアの功利主義と外的選好 京都大学 江口聡 論の目的は、R. M. ヘアの功利主義の基礎づけの議論を概観し、さらに R. ドォーキンによって指摘されている外的選好の問題をヘアの立場から見て みることで、選好功利主義の有効性を吟味してみることである。 古典的功利主義 ヘアの議論を見る前に、まず簡単に古典的功利主義に目を配っておくことにす る。ベンサムにはじまる古典的功利主義は、基的に快楽説を基礎に置き、快 楽の増加と苦痛の減少を唯一の善とし、さらに、各個人の快と苦を他のどの人 の快や苦とも同じ価値をもつと見なす。 このような功利主義は、事実と論理にもとづき、経験的に検証できる事実に即 した比較的に強い議論を行なうことを目指しており、魅力的であるが、しかし また多くの反論にもさらされることになった。一般に提出される議論の要点は、 おおまかには次のようになるだろう。 (1) 快・苦といった心

    nizimeta
    nizimeta 2011/04/28
    江口聡「ヘアの功利主義と外的選好」
  • 価値論的思考実験とVirtural Reality 伊勢田哲治(名古屋大学情報文化学部)

    価値論的思考実験とVirtural Reality 伊勢田哲治(名古屋大学情報文化学部) Virtual Reality(以下VRと略)技術の近年の進歩は哲学者の関心を引きつけ、その結果VRをあ つかった哲学的論考もいくつかすでにあらわれている(ハイム1995, 松王2000など)。しか し、哲学におけるVR的思考実験と現実のVRの違いという点を十分に意識して書かれたものはあ まり見かけない。稿では、特に、価値論の観点から、哲学的思考実験とVRの関わりについて 考察する。 稿はかならずしもVR論ではなく、VRを通して哲学における思考実験について考える、という 趣旨の論文である。とはいえ、稿の議論をきっかけにしてVRについて考察を深めることは可 能であろうし、そのあたりの読み方は読者にまかせることとする。 1 Virtual Realityとは何か 1−1工学的観点からのVRの概要

  • 決疑論 - Wikipedia

    決疑論(けつぎろん、英語: casuistry) は、一般的な宗教ないし道徳上の規範を特殊・個別の事例に適用するに際し、類推によって一定の結論を得るための実践的な判定法である。 もともとはローマ・カトリック教会の教父に告解の際の指針を与えるためのもので、中世のスコラ学で重視されたが、近代に至って16世紀から17世紀にかけて個人の道徳的な判断に指針を与えるものとして発達した。イギリスの新聞では、人生相談欄において、自分の娘と知らずに結婚してしまった男性の場合、父親としての道徳的義務と夫としての道徳的義務が相反するが、今度どのように行動すればよいかとの質問に対し、回答者が道徳的な見地から複数の選択肢を挙げて指針を示すというような形でなされていたこともある。 小説の誕生を促したとも言われる。 参考文献[編集] 河崎良二『デフォーと十六、十七世紀イギリスの決疑論』人間文化学部研究年報8巻56頁 関

    nizimeta
    nizimeta 2010/03/28
    “一般的な宗教ないし道徳上の規範を特殊・個別の事例に適用するに際し、類推によって一定の結論を得るための実践的な判定法”
  • TSUZUKI'S HOME PAGE / 徳倫理学のリンク集

    nizimeta
    nizimeta 2010/03/13
    倫理学関連(徳倫理学と呼ばれるものだけではないようだ)のリンク、論文
  • 江口聡の貧弱な業績

    【著書】 『生命倫理学を学ぶ人のために』,共著(加藤尚武,加茂直樹編),世界思想社,1998 (平成10)年 「インフォームド・コンセント:概念の説明」担当,pp. 30-40。 『情報倫理:ネットワーク時代のエチカ』,共著(越智貢,水谷雅彦,土屋俊編),ナカニシヤ,2000(平成12)年,「不正アクセス」担当,pp. 171-187。 『社会哲学を学ぶ人のために』,共著(加茂直樹編),世界思想社,2001 (平成13)年。「知的所有権の哲学的正当化」担当, pp. 250-260。 『情報倫理の構築』,共著,水谷雅彦,越智貢,土屋俊編,「フリーソフトウェア運動の倫理的含意」担当,新世社,2003 (平成15)年,pp. 121-147。 『現代文化テクスチュア』,共著,大越愛子,清眞人,山下雅之編,「ファイル共有という現象」担当,晃洋書房,2004 (平成16)年2月,pp. 113-1

    nizimeta
    nizimeta 2010/03/13
    論文など
  • 江口聡「性的モノ化と性の倫理学」

    京都女子大学現代社会研究 135 性的モノ化と性の倫理学* 江 要 旨 稿では、しばしば倫理的に問題があるとされている「性的モノ化(客体化) 」の問題を考 察する。カントの『倫理学講義』に簡単に触れたあと、M. ヌスバウムの議論を検討する。続 いて「モノ化」の(非)倫理性には哲学的な難問があり、 「ポルノや売買春は女性をモノ化す るから不正だ」というように簡単に言いきれるものではないこと、また、 「自由な同意にもと づいたセックスにはまったく問題がない」とも言い切れないことを示したい。最後にセックス の哲学および倫理学の課題について触れる。 キーワード:性的客体化、性的モノ化、性の倫理学、ポルノグラフィー、カント、ヌスバウム “Is sex an autonomy-killing, mind-numbing, subhuman passion?” 口 聡 ― “Yes, bu

  • David Gauthier - Wikipedia

  • http://economia.unipv.it/harrod/papers/1936-min.pdf

    nizimeta
    nizimeta 2009/09/15
    規則功利主義の立場を始めて明確に述べたとされるハロッド(ハロッド=ドーマーモデル、のあのハロッド)の論文
  • RULE UTILITARIANISM

    nizimeta
    nizimeta 2009/09/15
    “アンソニー・クイントンによると、はっきりこの立場(規則功利主義)を述べたのは、 R.F. Harrodの`Utilitarianism Revised'(1936年)とされる”
  • 「リバタリアニズム」概念について - shinichiroinaba's blog

    リベラリズム理論の文脈においては、前章で見たようなひ弱な/他律的リベラリズム、あるいはその法的・政策的側面を重視する保守的自由主義の場合には、安定性の方が重視されます。人間を取り巻く環境は多層的であるわけですが、保守的自由主義者は人を取り巻く人工環境、そして社会的制度・慣行に対しても、どちらかと言えば安定的であること、固定していること――「伝統」が確立していること――を求めます。それに対して、政治的側面を重視する逞しき/自律的リベラリズムの場合には、社会的制度・慣行のレベルでは安定性よりも可塑性を重視します。社会的な制度、慣行、ヒューム流に言えば「コンヴェンション」は、短期的には、また個人にとって、つまりミクロ的には安定して不変でなければならないが、長期的、多くの人々を含む社会のレベルでは、つまりマクロ的には可変的でなければならない、と考えます。ちなみにいわゆるリバタリアニズムの特徴は、伝

    「リバタリアニズム」概念について - shinichiroinaba's blog
    nizimeta
    nizimeta 2009/09/01
    後で
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