昨日紹介したゲルマンのエントリでは、引用部の冒頭で事前分布への固執を戒めていたが、それは、ノアピニオン氏がベイジアンはデータが信用できないと自分の事前分布に固執する、と揶揄したことへの反論を意図していた。そこでノアピニオン氏は、事前分布を間違えるととんでもない結論に至る極端な例として、統計学者のCosma Shaliziが4年前に自ブログで示したケースを挙げている(デロング経由)。今日はそのShaliziのエントリを紹介してみる。 The theme here is to construct some simple yet pointed examples where Bayesian inference goes wrong, though the data-generating processes are well-behaved, and the priors look harmle