2015年1月4日のブックマーク (4件)

  • 「美味しんぼ問題」の原因は政治の機能不全にある(小野昌弘) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    週刊ビッグコミックスピリッツ連載の「美味しんぼ」で、東京電力福島第一原発事故をめぐり、主人公が鼻血を出す描写があったことについて、安倍内閣の閣僚が13日午前の記者会見で相次いで批判したとのことである。この問題では福島の自民・民主も抗議声明を出している。 それにしても、「美味しんぼ」という1漫画に鼻血を書かれたくらいで、政治家から地方自治体までうろたえるほど福島の状況に自信がないというこの現状は根的におかしいのではないかと思う。 そもそも冷静に考えて、読者が(科学の専門家ではない作者がかいた)漫画の内容を鵜呑にするのではないかと慌てふためくほうがおかしい。放射線のことは放射線専門家の言うことに耳を傾ければよいわけなのだから。もし科学について、科学の専門家が言うことよりも非専門家の書いた漫画のほうを信じるとしたら、それは病的な事態だ。 もっとも、こうした漫画のほうを重要視する人がいても、その

    njamota
    njamota 2015/01/04
    鼻血の話をタブーにせず表に引っ張り出したのだから、政治家がこれを否定するだけなのはいかん、科学的見地に基づいて問題解決にあたるべき、という指摘。バズビーの件、ホットパーティクルの件との比較。
  • 放射能恐怖という民主政治の毒 (2)英国の経験(小野昌弘) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    放射能恐怖という民主政治の毒 (1)放射線と政治から続き 3.おばけの正体 放射能おばけは医学・科学用語をちりばめた科学の白衣をまとっているが、中身は科学とは無縁のものだ。なぜなら、科学に必須の要素が抜け落ちているのだから。 放射線の効果であれ、何であれ、科学的方法で精密に測定するために、科学者はまず人間の力量の限界を悟らなければならない。どんな測定にもばらつき(誤差)があり、完璧に正確に現象を「見る」ことはできない。だから、データを集めて、統計的に分析して、何が科学的に正しいことかを推定する。これは一見まどろっこしく、科学が複雑に見えるゆえんの一つであるが、幸いなことに、これまでの長い科学の歴史のおかげで、今の時代にはどういう統計的手法が信頼するに足るかについての科学者間での合意がある。 実際、統計の軽視・悪用は、科学論文の意味を失わせるだけではなく、ときに社会に大きな悪影響を与える。英

    njamota
    njamota 2015/01/04
    バズビーがセラフィールド周辺で白血病が増えてると主張した際、ウェールズのNHSやCERRIEが科学的検証を行いそれを否定した、という話。当時一般市民からこれがどう見えたか。STAPの検証を日本の市民はどう見たか。
  • 放射能恐怖という民主政治の毒 (1)放射線と政治(小野昌弘) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    今の日には白昼堂々おばけが歩き回っている。放射能おばけというおばけが。おばけは人々に恐怖を吹き込み、恐怖は毒となって社会の全身を巡り、放射線問題の解決を困難にするばかりか、民主政治を麻痺させている。 1. 放射線という政治問題 最近日の知人が持ってきてくるおみやげは九州産ばかりだ。こんなものまで九州産があるのだ、と驚いてしまうことも多い。こういう商品がよく売れるということは、実は放射能汚染に不安な人が多いのだろうか。 今日でも、ツイッターやFacebookのタイムラインには、 しばしば事故直後の放射能汚染地図が顔を見せる。緊急時の情報と現況が混同されて伝えられる。おそらく、ときどきは素朴な間違いで、ときどきは意図的な混同なのかもしれない。 昨年には、一漫画が福島での鼻血を描いたというだけのことで、閣僚から地方自治体までうろたえて声明を出す事態にも至った。 一方で「福島は収束した、制御下

    njamota
    njamota 2015/01/04
    原発事故に起因する社会的問題の解決において「放射能おばけ」が「国民が正当に参加するべき政治プロセスから、恐怖の力で人々を追い出し、また人々のあいだの理性的な合意を妨害している」という指摘。
  • [PDF]ホームレスの起居する公園の管理・整備実態と支援 の課題について(村上 良)

    njamota
    njamota 2015/01/04
    「新宿連絡会は行政や管理者と連携し解決していく姿勢だが、のじれんはホームレス排除を前提にした「適正化」に対抗する姿勢」"公共空間の適正化"とホームレスとして生きたい人の干渉をどう捉えるか、の違い。