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ブックマーク / buckeye.way-nifty.com (5)

  • 『スティーブジョブズⅠ・Ⅱ』-誤訳の指摘: Buckeye the Translator

    アマゾンの『スティーブ・ジョブズ II』のカスタマーレビューに、古一番堂という方から、訳に対する疑問点が列挙されていました。 なお翻訳については突貫工事であったことを考慮してもあまりほめられたものではない。以下、気づいた箇所のごく一部を挙げる。 とのことで、全部で16点の指摘がありましたので、それぞれについて、簡単にコメントしたいと思います。なお、結果として、指摘どおりでなにがしかのミスがあり要修正なところが4点、あと、指摘そのものではありませんがこれを契機に見直したところ改良の余地ありでせっかくならと直すところが4点、残り8点はさまざまな理由から私としてはいまのママにすべきだと思いました。 この段階にきて直すべきと思ったところがなんだかんだでこれだけあるというのは、私としては多いなぁという印象です(『スティーブ・ジョブズ』が全2巻で通常の3冊分くらいある分厚い書籍だとはいえ)。6年前の

    nkoz
    nkoz 2011/11/11
  • 『スティーブジョブズⅠ・Ⅱ』の翻訳について-その3: Buckeye the Translator

    高橋さきの、深井裕美子、井口耕二、高橋聡: できる翻訳者になるために プロフェッショナル4人が気で教える 翻訳のレッスン (講談社パワー・イングリッシュ) 翻訳フォーラムの仲間4人で書いた。なにをどう考えて翻訳をするべきなのか、基を見直すきっかけになると自負しています。伸び悩み、行き詰まりを感じている人、なにをどうしたらいいのかがまだわかっていない人などは必読だと思います。

    nkoz
    nkoz 2011/10/25
  • 『スティーブジョブズⅠ・Ⅱ』の翻訳について-その2: Buckeye the Translator

    訳文の品質というか、できるだけいいを読者に届けるという意味では3がベストです(正確には「刊行を遅らせ、十分な時間を確保してひとりでやる」ですが、今回、この選択肢は最初からないので)。ただ、「世界同時発売」という縛りと両立しないならあきらめざるをえません。「世界同時発売」を実現しつつ、一番いいになるのはどのパターンかということを考えなければならないわけです。 1は、少なくとも私はやりません。理由は、まず、私は英語の世界から一気に最終的な訳文に近いところまでもってゆくタイプなので、下訳者の日語を直すのに耐えられないというのがひとつ。もうひとつ、満足できるレベルの訳文になるまで直していたら、結局、自分で訳したほうが速いだろうと思うくらい時間がかかってしまい、下訳者が訳している期間だけ遅れるという問題があります。逆に、下訳者に頼んで時間短縮を実現するなら、少なくともいままで私が出してきた翻訳

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    nkoz 2011/10/25
  • 『スティーブジョブズⅠ・Ⅱ』の翻訳について-その1: Buckeye the Translator

    「悲惨すぎる翻訳-『アインシュタイン その生涯と宇宙』」などで先日取りあげたと同じ著者ということもあり、今回の『スティーブジョブズⅠ・Ⅱ』の翻訳については、世間的に多少、取りざたされたりしたようです。今度も機械翻訳で出てくるなんてことはないんだろうねっていうわけです。 験が悪いと思う気持ちはわかりますが……どういう翻訳になるのかに著者は関係ないので杞憂というべきでしょう。 いや、まあ、著者によってはわかりにくい文章を書く人もいれば明快で訳しやすい文章を書く人もいるので、著者によって決まる側面がまったくないとは言いませんが。でもやっぱり、翻訳の質を決める最大の要因は翻訳者であり、そこから大きく下がって次が編集さんでしょう。 あと、今回は「世界同時発売」を実現するため、いろいろと無理をしたのではないかという心配も散見されます。機械翻訳まで行っちゃうなんてことはなくても、人海戦術の共訳なんじゃ

    nkoz
    nkoz 2011/10/25
  • Googleを利用した訳語選択のポイント: Buckeye the Translator

    理想的には、前述した3つの目的、すべてを細かくきちんと実現すべきである。 しかし現実には、納期の問題などから、必ずすべての段階を細かくチェックするだけの時間がない。よって、3つの作業のどこは軽く流し、どこに力を入れるべきなのかをケースごとに判断し、意識しつつ進める必要がある。 これを意識せずに漫然と調べ物をすると、適切な訳語が選べないという結果に陥ることが多い。 ■原語における意味内容の確認(類似表現との意味的な差異の有無を含む) 翻訳フォーラムなどでの質疑を見ていると、ときどき、内容がよく分かっていないのに「定訳」を知ろうとして「見つけられない」と言う人をみかける。原語を読んで内容をきちんと理解できなければ翻訳なんてできるはずがない。だから、まずは、原語が表現しているものをきちんと把握する必要がある。 実際的な方法としては(↓)などがある。 「definition」「terms」「用語」

    nkoz
    nkoz 2008/09/29
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