今月末に差し迫った京都大学吉田寮の退去問題をめぐり、同自治会が秋期入寮の募集・選考を告知していることを受けて、大学側はこのほど、内部ポータルサイト上で、学生に向けて、入寮選考に応じないよう呼びかける「異例」の文書を掲載していたことがわかった。一部で反発が起きており、最後までゴタゴタがつづきそうだ。 ●吉田寮は100年以上の歴史がある 吉田寮は100年以上の歴史があり、学生たちに一定の自治が委ねられてきた。ところが、京都大学が2017年12月、「吉田寮生の安全確保についての基本方針」を発表。老朽化などを理由として、(1)2018年1月以降、新規入寮は認めない、(2)2018年9月末までに、すべての学生は退舎しなければならない――などと通知した。 一方、自治会のほか、思い入れのある元学生などが反発しており、交渉がつづいている。産経新聞によると、大学側は8月下旬、自治会に対して「交渉の打ち切りを

