社会インフラを守るための課題とは 熟練した職人の眼に匹敵するシステムを目指す 「走りながら測る」が至上命題 0.3mmのひびを捉える人の眼と脳 目標は、多様な社会インフラに対応するMMSD 岐阜県生まれ。大学・大学院では環境工学を専攻し、社会や環境に関わる研究に携わった経験から、人の暮らしを支える仕事を志望し、三菱電機に入社。エンジニアとして官公庁・自治体向けの広域監視制御システム、官公庁向けの移動体情報通信システムの車載情報端末の開発、鉄道旅客案内システムなどのソフトウェア設計を担当。2014年よりMMSDシステムのソフトウェア開発リーダとなる。「MMSD開発を担当してから、車でトンネルを通るたびに上部や壁面を見る癖がつきました」。普段は家事と子育てに忙しいが、子供がピアノの練習をしていると触発され、一緒に弾くこともある。 社会インフラを守るための課題とは 1955(昭和30)年から約2