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ブックマーク / blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa (7)

  • 民の見えざる手 デフレ不況時代の新・国富論、大前研一 : 金融日記

    民の見えざる手 デフレ不況時代の新・国富論、大前研一 大前研一が「日は今後数年で国家の命運が決する」と言うのは、僕の知る限り過去15年余りでこれで26回目になるが、それでもこのはとても面白かった。 天才戦略コンサルタントと言われた大前もすでに65歳を過ぎ、年金をもらう年である。 それでもこのが面白いのは、大前がまだまだ現役で経済の最前線で活躍しているからである。 確かに、大前が現役コンサルタントの時に書いていたようなカミソリのような切れ味はなくなっているが、それでもまだまだたくさんのことを学ばせてくれる。 やはり日の多くの経営者と実際に接しているので、日の産業に関する話は面白い。 特に量販店からネットに移行する消費者の分析は面白かった。 こう言った新しいネット企業に関しても、会社名や経営者の人となりまで赤裸々に語られている。 また、国家に対するさまざまな提言も具体的で真剣だ。 実

    民の見えざる手 デフレ不況時代の新・国富論、大前研一 : 金融日記
    nminoru
    nminoru 2013/06/09
  • 性欲の科学―なぜ男は「素人」に興奮し、女は「男同士」に萌えるのか、オギ・オーガス、サイ・ガダム、坂東智子(翻訳) : 金融日記

    性欲の科学―なぜ男は「素人」に興奮し、女は「男同士」に萌えるのか、オギ・オーガス、サイ・ガダム、坂東智子(翻訳) (A Billion Wicked Thoughts: What the Internet Tells Us About Sexual Relationships, Ogi Ogas and Sai Gaddam) 書は、脳科学者と機会学習の専門家が、主にインターネット上のオンラインポルノの検索ワードや人気のコンテンツ、また女性用のロマンス小説などの膨大なデータを分析して、男女の性欲の違いを解明しようという野心的な科学書である。小さな字で400ページもあり、アメリカの一般向けの専門書にありがちな、冗長な文章で、ややまとまりに欠くが、情報量が膨大で、なかなか面白いである。 僕にとって、男女の性欲に関しては、実はそれほど新しい知見は得られなかった。ごくありきたりの結論だ。つまり

    性欲の科学―なぜ男は「素人」に興奮し、女は「男同士」に萌えるのか、オギ・オーガス、サイ・ガダム、坂東智子(翻訳) : 金融日記
    nminoru
    nminoru 2012/05/18
  • 社長は労働法をこう使え! 向井蘭 : 金融日記

    社長は労働法をこう使え! 向井蘭 著者の向井氏は、日では数少ない会社側に立っている労働問題専門の弁護士である。つまり、社員を首にしたり、労働組合の対策をしたり、未払い残業代を請求してくる労働者から会社を守ったりするのが、著者の仕事である。 弁護士が書く法律のは、税理士が書く税金のと同じぐらい退屈で、つまらなく、そして役に立たない事が多い。なぜなら、学校で教わる法理論と、現実の裁判はぜんぜん違うし、また、テレビなんかの面白おかしい法律番組みたいな、ヘンチクリンな設定でこれは違法か合法かというようなことが、実際の裁判で争われることもほとんどないからだ。そして、弁護士という、いちおう社会的地位がそこそこ高い職業についている人は、どこまでも建前で話さなければいけなかったりする。 そもそも裁判官はひとりで100件とか事件を抱えていて、テレビのバラエティ法律番組に出てくるようなくだらない問題にか

    社長は労働法をこう使え! 向井蘭 : 金融日記
  • デフレの正体 経済は「人口の波」で動く、藻谷浩介 : 金融日記

    デフレの正体 経済は「人口の波」で動く、藻谷浩介 この手の経済としては異例のベストセラーになったです。実は僕はずっと読んでなかったのですが、少し時間ができたので読んでみました。結論からいうと大変面白いでした。やはりよく売れるだけのことはあります。 タイトルは「デフレの正体」となっていますが、最近流行りの貨幣供給量とかの金融的なデフレとは全く関係がないです。編集者が流行りの言葉をつければ売れると思ったので適当につけただけでしょう。正しいタイトルは「不景気の正体」です。 経済のテレビ番組や、経済新聞、金融情報誌などを見てると、大企業の業績、GDP、経常収支、為替、株価などの経済指標がさかんに報じられ、現在の日や世界の景気とはどのようなものか判断されます。しかし庶民感覚としては、こういうマクロな経済指標で見る日の景気と、実際の自分たちの生活ははっきりいってあんまり関連がないというのが

    デフレの正体 経済は「人口の波」で動く、藻谷浩介 : 金融日記
  • 今後は普通のサラリーマンが一番増税される : 金融日記

    このまま日の政府債務が膨張していくと、政府は(1)国債をデフォルトさせる、(2)日銀に国債を直接買わせる、(3)重税を課して債務の発散をい止めるというみっつの選択肢しかなくなります。 日国債はほとんどが日人が持っているので、(1)と(2)だったら、(1)のデフォルト、つまり政府が借金を返しませんと宣言するよりも、政治的にも外交的にもはるかにやりやすい(2)の日銀によるファイナンスが行われる可能性が高いと思われます。 その場合は通貨価値が激しく変動しながら信用が崩壊していくインフレが起こるでしょう。 (3)の増税の可能性はどうでしょうか? 僕はこの可能性はかなり高いと思っています。 ロシアやアルゼンチンのような財政破綻した国をみると、公教育を担う教師や政府の公務員に支払う給料がストップしたりしています。 また、財政が破綻してしまえば、年金生活者などは一番困るでしょう。 公務員や日教組

    今後は普通のサラリーマンが一番増税される : 金融日記
    nminoru
    nminoru 2010/02/01
    id:fromdusktildawnさん。社会保険税の8%は保険料だと思いますが、これは上限がありますから一定以上の収入があれば保険料は定額になります。/↓健保は標準報酬月額121万円、賞与が年540万円が課金の上限なのでは。
  • 日本のスパコン開発はとても複雑で深刻な問題である : 金融日記

    正直、僕はスパコン問題にはあまり関心がなかったのですが、ネットで話題になっていたし昔スパコンのユーザーだったので適当にエントリーを書いたら思いもかけずさまざまな専門家からいろいろフィードバックがあり、また僕もこの問題をいろいろ調べてスパコン問題の深刻さを理解するにいたりました。 ちなみに前回のエントリーもいろいろと修正しておきました。 いろいろ間違いを指摘してくれた方、大変ありがとうございます。 以下、今、わかっていることをいろいろと書きます。 1.今回の富士通と理研のプロジェクトには問題があった。 当初は日立とNECも加わってベクトル型とスカラー型のハイブリッド仕様という設計でした。 その前提で最大規模の国家予算を獲得したのですが、金融危機等で日立とNECは莫大な研究開発費を負担することはむずかしいと考えて、この国家プロジェクトから離脱します。 ベクトル型スパコンで定評があったNECが文

    日本のスパコン開発はとても複雑で深刻な問題である : 金融日記
    nminoru
    nminoru 2009/11/29
    アメリカさんも巨人IBMと片手間でやっているHPを覗けば青色吐息だよね。非コモディティベースのスパコンそのものが斜陽産業だと思われ。
  • 日本の財政破綻は国際社会が許してくれない件に関して : 金融日記

    国政府の財政赤字はマスコミでいつも報道されているようにどんどんふくらんでいます。 これをまともな方法で解決するには福祉カットと増税をどんどんやっていくしかないわけだけど、消費税を2%上げるだけで内閣が倒れる日で、そういう選択肢は取られそうにないのじゃないかとずっと思っていました。 そうすると池田センセイもいっているとおり次のふたつの選択肢しかないわけです。 1.デフォルト(国による借金踏み倒し) 2.ハイパーインフレ(国の借金といっしょに国民の金融資産もぶっとばしてチャラ) たしかに日国債のほとんど(95%以上)を日国民が持っているから、借金を踏み倒しても内政問題だということも可能でしょう。 その場合はコツコツお金をためていた日のお年寄りが泣くわけだね。 しかしこのエントリーとか竹中さんのとか読んでてやっぱりそうだよねーとか思ったんだけど、日国政府の事実上の財政破綻はどうも

    日本の財政破綻は国際社会が許してくれない件に関して : 金融日記
    nminoru
    nminoru 2009/11/18
    「国際社会が許してくれない」を信じる前に、「若い世代が高齢者を支え続けてくれる」という幻想を疑うべきだと思う。呪文のように囁かれてきた「苦労してきた戦中世代」がもうすぐいなくなってしまうわけだし。
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