業の櫓編では今回、謎解きというか種明かしのパートで語られなかった部分がたくさんあります。その時、嘘喰いや捨隈が何を考えどういう駆け引きがあったのかなど、詳しく紐解いていこうと思います。 @ 1ターンが終了し、上であれこれあったあと2ターンをやると決まりました。ここまでは問題ないと思います。二人とも相手の思惟をわずかにも感じ取れず、守りで終わった1ターン目。それに対してブラフで仕掛けた捨隈。それをブラフと見破った嘘喰い。これは24巻での種明かし通りです。ではそのあとどういう思考が展開されたのでしょう。 2ターン開始前の嘘喰いの思考 @ 嘘喰いはまずマルコにミスナンバーを確認しますが、マルコは覚えていませんでした。しかし、「8」ではないかと直感します。これはあてずっぽうではなく、ある程度推理が可能です(あくまである程度)。 考え方の肝は二点。 そのナンバーがブラフとして成立しているものであるこ