ドイツでは、安楽死は非常に繊細な話題とされている...... (写真は関係がありません) chayakorn lotongkum-iStock <ドイツで、薬物によって2人の新型コロナ重症患者を安楽死させた容疑で44歳の主治医が逮捕、殺人罪で起訴された......> ドイツのエッセン大学病院で今月、薬物によって2人の新型コロナ重症患者を安楽死させた容疑で44歳の主治医が逮捕、殺人罪で起訴された。市民のあいだにショックが広まっている。 医師の素性に疑念も 医師は今月13日と17日、新型コロナ病棟の47歳のオランダ人男性と50歳の男性に「苦しみから救うため」大量の薬剤を投与したと言われている。2人の死に疑念を抱いた病院側が警察に通報、医師は18日に逮捕された。現在医師は2件中1件のみを認め、情報を提供したという。患者と家族の痛みと苦しみを終えたかったと供述している。 WDR(西ドイツ放送)によ