オーストリア・ウィーン(Vienna)の国際原子力機関(IAEA)本部で記者会見する天野之弥(Yukiya Amano)事務局長(2012年9月10日撮影)。(c)AFP/ALEXANDER KLEIN 【9月14日 AFP】国際原子力機関(International Atomic Energy Agency、IAEA)は13日、オーストリア・ウィーン(Vienna)で開催された定例理事会で、イランの核開発に「深刻な懸念」を示す決議案を賛成多数で採択した。 国連安保理常任理事国とドイツが12日に提出した決議案は、ウラン濃縮活動の停止を求めた国連安保理の決議をイランが拒み続けることに深刻な懸念を表明。さらに、核兵器関連の研究が行われた疑いのあるパルチン(Parchin)軍事基地への査察団立ち入りを許可するようイランに求めた。一方、イランの核施設への軍事攻撃も辞さない構えを示すイスラエルに対し