【ソウル聯合ニュース】韓国に入国後、新型コロナウイルス対策のため自主隔離の対象となった20代の日本人男性が無断で外出し、感染症の予防および管理に関する法律違反の容疑で逮捕された。ソウル西大門警察署が21日、発表した。 先月2日に就業ビザで入国したこの男性は空港で受けた新型コロナウイルス検査で陰性と判定され、自主隔離を2週間行うよう指示されたがこれを守らず、合計8日にわたり無断で外出した疑いが持たれている。 韓国で外国人が自主隔離違反で逮捕されたのは初めて。警察は先月21日にソウル・西大門区庁から、この男性が無断で外出したとの通報を受け、捜査を行っていた。 警察は「防犯カメラの映像やクレジットカードの使用履歴などにより、男性が自主隔離期間中に住居から離れて飲食店や動物病院などを訪れていた事実を確認した」と説明した。 yugiri@yna.co.kr