2021-08-252020-09-07 NECがLiDARを活用した異常検知分析エンジンを開発、変電所で巡視点検システムのフィールド検証を実施 現在わが国では人手不足が深刻化し、あらゆる産業で先端技術を活用した業務の変革が求められている。 日本電気株式会社(以下、NEC)は、リモートセンシング技術の一つであるLight Detection And Ranging(以下、LiDAR)を活用した異常検知分析エンジンを開発した。 同エンジンは対象物の外観データを可視化することで異常を検知するものであり、変電設備など異常値に関するデータ学習が困難な設備での活用が期待されている。NECは東北電力ネットワークとともに技術検証を実施し、漏油などの異常を検知できることを確認しており、東北電力ネットワーク宮城管内の変電所において同エンジンを用いた巡視点検システムのフィールド検証を本年10月から実施する。