サウジアラビア・メッカの聖モスクで祈るイスラム教徒(2017年6月23日撮影、資料写真)。(c)AFP/BANDAR ALDANDANI 【7月6日 AFP】英国のシンクタンクは5日、海外から同国内のイスラム過激派に流れる資金のほとんどはサウジアラビアからのものだとする報告書を発表した。在英サウジ大使館は報告書の内容は「明らかな誤り」だと批判する声明を発表している。 報告書を発表したのは、ロンドン(London)に拠点を置く、外交問題を扱うタカ派のヘンリー・ジャクソン・ソサエティー(Henry Jackson Society)。トム・ウィルソン(Tom Wilson)研究員は声明で「湾岸諸国およびイランの各組織にはイスラム過激主義を拡大させている責任があるが、サウジアラビアの組織は疑いなくその筆頭だ」と述べた。 ヘンリー・ジャクソン・ソサエティーによると、サウジアラビアは1960年代以降「