2006年第3四半期は、オンラインサービスなどいくつかの分野での投資拡大のため、経費が予想を上回る結果となった。サーバー部門の業績は堅調に推移しているが、Xboxなどの新興事業は赤字に再転落している。 2006年度第3四半期(2006年3月31日期末)の売上は、引き続きSQL Serverの販売が好調なこととXbox 360の流通量の拡大に支えられ、前年度同四半期比13%増の100億9000万ドルを記録した。2006年度第2四半期と第1四半期の前年比がそれぞれ9%と6%であることを考えると、これは注目すべき成長である。ただしMicrosoftは、Xboxやオンラインサービスを始めとする新興事業部門と、新しい営業プログラムへの投資に伴う経費の拡大を見込み、2006年度の予想利益を下方修正している。 また、同社は2007年度(2006年7月1日期首)の最初の予想を発表した。2007年度は同社の