今日はメーデー。「労働者の祭典」だ。各地で労働者のための集会も開かれている。 そうは言っても、ブラック企業であれば、ゴールデンウィーク中に、ほとんど休みを取れないというのが実情だろう。 「メーデー」の背後の無休、ブラック労働。こんなに皮肉なことはないだろう。 以下では、労働組合がブラック企業の労働者にどう役立つのか。また、充実したゴールデンウイークを過ごすにはどうしたらよいのかを考えていきたい。 ブラック企業の法律違反 ブラック企業は、十分な人員を確保しないまま、ゴールデンウィークの繁忙期に突入する。長時間労働や過密シフトなどが横行する。労働者にとっては、恐怖のデスマーチである。 そして、ほとんどのブラック企業では、法律が守られていない。労働基準法はもちろん、安全衛生や消費者保護の関連法規にも違反していることが多い。 そうだとすれば、私たちはブラック企業の違法行為に巻き込まれる義務があるの
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