相変わらずパリ中心部は静かです。 警官の姿もあまり見かけませんし。テロ情報があった場合の自動小銃を抱えた方々の姿があちらこちらに見えた時の方が恐怖と不安を感じるものですが...。 日本の論調は、どうしても移民同化とか文化、民族、宗教的対立みたいな構図を強調させたがる傾向にあるようですね。 まぁ、おそらく私も日本に居たときならば、「非常事態宣言」とか聞いたら、こりゃ大変そうだと思ったりしたと思うのですが、実際こうやってその国で暮らしていると、非常事態を実感しないものですね。街はいつもどおりというか、彼らがパリ市内に繰り出していない分、いつもより落ち着きがあるようにも感じられます。 知っておいて頂きたいのは、騒ぎを起こしているのは、北アフリカ系、アラブ系二世、三世といってもその中のごく一部であり、全体として蜂起しているわけではないようです。そして、民族的にも宗教的にも支持されているわけではなく