先日、国会図書館に出向き彼の3作品を読みました。やはり「笠井萌子の運転手」を高く評価したい。 階段を降りる運転手とペンを走らせる少女。テーブルの上に置かれるグラスとガラスコップ。性格的には真逆の二人、でも何処か通じ合っている。そのことを音喩によって繋がれるショットでリズミカルに表現している。 音喩によるショットの繋ぎとそこに付与される説話的機能。これを鮮やかにやってのける辺りが彼の巧さだと思うわけです。 (2024/02/24)
先日、国会図書館に出向き彼の3作品を読みました。やはり「笠井萌子の運転手」を高く評価したい。 階段を降りる運転手とペンを走らせる少女。テーブルの上に置かれるグラスとガラスコップ。性格的には真逆の二人、でも何処か通じ合っている。そのことを音喩によって繋がれるショットでリズミカルに表現している。 音喩によるショットの繋ぎとそこに付与される説話的機能。これを鮮やかにやってのける辺りが彼の巧さだと思うわけです。 (2024/02/24)
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