タグ

*史とlifeに関するnobodyplaceのブックマーク (2)

  • 映画「焼肉ドラゴン」

    最近、すっかりTEAM NACSに嵌まり倒してしまっている同居人に誘われて大泉洋さん出演の映画「焼肉ドラゴン」を見てきました。舞台は1960年から70年代くらいまでの大阪、伊丹空港の側にあった在日韓国人(または在日朝鮮人)たちの居住地。書類上の事実としては、来国有地で会った土地を伊丹空港の滑走路建設のためにやってきた在日韓国人を始めとした労働者が不法占拠して出来た街であるけれど、でもそこには戦争の影があり、当然のように差別があり、それらに対立しながらでもなんとなく緩く受け入れ合う空気があり。 この映画の不思議なところは。環境として明らかに差別のある世界であるにもかかわらず、映画の中で直接差別が描かれるのがとても限定的だということ。在日韓国人たちに対する差別は明らかにあるのだけど、この居住地の中では、在日韓国人も、2世も、韓国からの移民も、日人も、お互いを違うと認識しながら違うと受け入れ

    映画「焼肉ドラゴン」
  • 【読書感想文】 三浦俊良 / 東寺の謎

    ブックオフの新書コーナーでたまたま手にとって購入したのだけど、存外面白かったので。 子供の頃に「法隆寺の謎」と言うを読んだことがあって。今で言う新書なんだろうけど、歴史学者の人が書いたどちらかというとロマンチックな歴史で、かなり面白かった。書を手に取った理由は、そのと名前が似ていたからと言う以上の理由はないのですけど、実際に読み始めてみたら著者が東寺の人であることがわかって、「あーこれはもしかして宗教的ななのか…」と少し残念に思いつつ読み進めてみたらば。 いや、全然そんなことはなかった。 もしかするとそう思われることを危惧されていたのかも知れないけれども、全体を通して宗教的な理不尽さ(「奇跡」といった理屈の無いような表現)は一切無く、あくまで文献資料に当たった上での客観的な歴史の記述になっていて、非常に面白い。「謎」部分で言えば実際問題そう大した謎はなかったけれども、いや、796

  • 1