先日、店で毎年恒例のくえ鍋コースのご予約があり、その準備をしているときに、「鍋の取り皿はみしまのとんすいでお願いします」といわれたんだけど、その「みしまのとんすい」がわからなくて頭の中がはてなだらけに。みしまと言えば三嶋亭だけど、とんすいって豚?三嶋亭は牛だよなとか、ものすごく見当違いのことが浮かんできて収集付かなくなっていたのだけど、説明を聞いたらどうやら、これのことらしい。 え?と思ったんだけど、よくよく聞くと「みしまのとんすい」とは「三島の呑水」と書き、「三島」という柄の入った「呑水」という器のことらしい。つまり、この花柄が三島、端っこが持ち手みたいに上に伸びている形状の器が呑水。 な、なるほど? 三島柄 「三島」とは図柄の形状を表した語ではなく静岡県三島市のこと。別に三島で作られている茶碗で使われているというわけではないのですが、縁あってこの柄のことを「三島柄」とうらしいです。以下
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