草薙神社へ続く大鳥居 静岡市9月撤去、老朽化対策 静岡市は18日までに、所有者不明のまま老朽化が問題になっている静岡市清水区草薙の大鳥居と石碑2基について、9月8~18日に撤去と道路修繕の工事を行うと発表した。 9月8日から撤去工事が行われる大鳥居=2019年11月、静岡市清水区 【過去記事】鳥居老朽化、持ち主は? 大鳥居は県道静岡草薙清水線(通称南幹線)沿いに、草薙神社へと続く市道をまたぐ形で立つ。石碑はその脇にある。鉄筋コンクリート製の大鳥居は老朽化で表面がはがれ落ちることがあり、地域住民が撤去を求めていた。 大鳥居と石碑は所有者の記録が見つかっていない。市は6月中旬まで、不明の所有者に向けて除却を命じる公告を出した。この期間中に所有者が名乗り出なかったため、市が代わりに工事を行う「代執行」で撤去する。 工事の妨げになる電線やケーブルの移設費を含め、鳥居と石碑の撤去、道路修繕の費用に約