京都府の西脇隆俊知事は1日、新型コロナウイルスの1日当たりの新規感染者数が直近1週間平均で30人を超え、府が独自に定める目安で2段階目の「厳重警戒期」に入ったと発表した。対策として、5日~21日に京都市を中心に一定の地域で飲食店などに対する午後9時までの営業時間短縮を要請する方針を明らかにした。 西脇知事は京都市以外の対象地域については検討中とした。2日夕に新型コロナ対策本部会議を開き、専門家の意見を踏まえて正式に決定する。 府内の新規感染者数は3月31日に2月末の緊急事態宣言解除後の最多となる57人に上り、この日は56人だった。3月26日に独自目安の1段階目である「警戒期」(1週間平均15人)に達したばかりで、わずか6日でさらに新規感染者数が増えた。3月31日時点で確保した病床の使用率は25・4%で、政府の分科会が示す上から2番目の指標「ステージ3(感染急増)」の25%に達している。
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