ピレリは12月22日、同社にとって初のグアユール由来の天然ゴムを使用したウルトラ・ハイパフォーマンスタイヤを装着し、ヴィッツォーラとバロッコのテストコースで、マセラティ・ギブリによるテスト走行を行ったと発表した。 このプロトタイプタイヤは、高性能かつ環境に極めて優しい革新的な素材を使用していることが特徴。グアユールは、乾燥地帯に生息するする非食用作物で、農薬を使用することなく、わずかな水で栽培することが可能であることから、パラゴムノキに代わる有効な素材とされている。 同プロトタイプは、素材の研究開始からわずか2年後という早さで、サーキットでのテストまで到達した。2013年、ピレリは、ヴェルサリス(エニ)とタイヤ開発に必要なグアユール由来天然ゴムの独占供給契約を締結。同社の研究者は、それから極めて短い期間内に実際のロードユースでベストな性能を引き出せるよう、新しい主原料の特性を綿密に研究した
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