発表・掲載日:2016/01/25 世界最高水準の耐環境特性ゴム材料を開発 -単層CNT添加で耐環境特性を改善、材料の適用範囲を飛躍的に拡大- NEDOプロジェクトにおいて、単層CNT融合新材料研究開発機構(TASC)と産業技術総合研究所は、ゴム材料に単層カーボンナノチューブ(CNT)を加えることで、世界最高水準の耐熱性、耐熱水性、耐酸・耐アルカリ性などの耐環境特性を持つゴム材料を開発しました。 今後、石油掘削装置などのシーリング、自動車などの金属ガスケット代替、化学プラントの高温部シールへの適用や、燃料輸送への適用など、ゴム材料の適用範囲の飛躍的な拡大が期待されます。 フッ素ゴムやポリウレタンなどのエラストマー材料は、ゴム弾性という特徴を有し、ガスや液体のバリア性に優れ、様々な形状への成形が容易であることから、シーリング材料として特に優れた材料です。しかし、熱、熱水、酸・アルカリなどの環
長期の温暖化対策を検討する環境省の有識者会議(座長=大西隆・日本学術会議会長)は、政府が掲げる2050年に温暖化ガス80%減という目標の達成に向けて炭素税や国内排出量取引制度など「カーボンプライシング」の導入が有効だとする提言案をまとめた。温暖化対策の新枠組み「パリ協定」が求める長期目標の実現にもつなげる。30日に公表
鉄鋼国内最大手の新日鉄住金は1日、同業大手の日新製鋼を2017年3月をメドに買収すると発表した。日新製鋼は呉製鉄所(広島県呉市)の高炉2基のうち1基を19年度にも休止し、新日鉄住金から中間製品を調達する。鉄鋼業界は中国勢の大量生産による市況悪化で経営環境が悪化している。生産設備の効率操業で競争力を高める。国内の高炉メーカーは新日鉄住金、JFEホールディングス、神戸製鋼所の3社に集約される。1日
トヨタ自動車が、2月8日から1週間程度、国内工場の全車両生産ラインの停止を検討していることが分かった。 愛知製鋼知多工場(愛知県東海市)で1月8日に起きた爆発事故の影響で、同社製の特殊な鋼材を使った部品生産が滞る可能性が出てきたためだ。 全工場が停止した場合、新車の納入時期の遅れや、他の部品メーカーを含めた国内の生産活動などに影響が広がりそうだ。 トヨタは、この爆発事故のため2月1~5日の残業と、6日の休日出勤の取りやめをすでに決めている。8日以降の対応は、週明けに最終判断する方針だ。 爆発事故は1月8日、愛知製鋼知多工場の加熱炉で発生した。車のエンジンや動力伝達などに使われる特殊な鋼材を生産しており、愛知製鋼は3月末の復旧を目指している。当面は代替ラインでの生産や、他の特殊鋼メーカーへの生産委託で乗り切る計画だった。
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