【ニューヨーク=宮本岳則】非営利の米報道機関プロパブリカは8日、米アマゾン・ドット・コム創業者ジェフ・ベゾス氏ら富裕層の納税記録を独自に入手したと発表した。上位25人の合計保有資産価値は2014年~18年に約4010億ドル(約43兆円)増えた一方、連邦所得税の支払額は136億ドルにとどまった。富裕層に有利な税制が格差拡大を助長していると主張した。プロパブリカは寄付を元に調査報道を手がける非営利
リチウムイオン電池の原料であるコバルトやリチウムの価格が高まっている。電気自動車(EV)の普及を見込み、流通量の少ない資源の価値が上昇するという投資家の動きが影響しているようだ。しかし、資源の流通量は複数の要因が関係し、あまり知られていない事実もある。 埋蔵量が増える? 電池材料の中で、最も調達が不安定な資源はコバルトだ。コバルトは、採れる地域に偏りがあり、量も少ない。米地質調査所の報告によると、2017年時点の〈埋蔵量〉は710万トンで、実際に採掘された生産量は11万トン。この数値から単純計算すると、残っているコバルトは約66年分となる。このため、大型電池を搭載するEVが増えればもっと早く枯渇するということになる。 だが、「埋蔵量は増えることもある」と、石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)調査部の関本真紀金属資源調査課長は説明する。埋蔵量は〈経済的に採掘できる量〉で、地球上に存
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