稲盛和夫●1932年、鹿児島県生まれ。鹿児島大学工学部卒業。59年京都セラミツク(現・京セラ)を創業。第二電電(現・KDDI)創業を経て日本航空会長・名誉会長に。 ビジネスを成し遂げようとするとき、何が必要になるのでしょうか。答えは「大義」です。私は、このことを体験をもって学びました。第二電電(現・KDDI)を立ち上げ、通信業界へ新規に参入をしようというときのことです。NTTが事業を独占していた1980年代前半まで、電話料金は欧米に比べて圧倒的に高い状態が続いていました。しかし、独占事業であったため、料金が高くても、利用者にはほかの手段はありません。 通信の自由化にあたり、私が掲げた「大義」は、安価な電話料金を実現することでした。84年の設立にいたるまでの半年間、私は自問自答を繰り返したことを覚えています。「稲盛和夫よ、今、お前がやろうとしていることは、本当に国民のためを思ってのことなのか
「ソフトウェアが世界を喰いつくす」、アメリカでは徐々にその現象が表れ始め、日本ではまだ本質が伝えられずにいます。 アメリカではTSUTAYAと同じ役割を果たす、「blockbuster」がNetflixなどのソフトウェア会社によって破綻に追い込まれているのに、なぜ僕たちはまだTSUTAYAでCDやDVDを借りているのか。 ネットスケープの創業者で、テクノロジーのトレンドを作り続けているマーク・アンドリーセン氏は次のように述べています。 「あと少しでタブレットやスマートフォンがすべての人に行き渡るだろう。すべての経営者は次の5年でそれをどう活用するか、どこに投資するかを真剣に考えなければならない。」 ↑マーク・アンドリーセン氏 「ソフトウェアに仕事を奪われるのか。それも活用して利益を増幅させるのか。それはあなた次第だ。」(Photo) 実際、ちょっと周りを見渡してみれば、どれだけ凄い勢いで世
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