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ブックマーク / squeaker.hatenablog.com (11)

  • OOPSLA水曜日 - squeakerのブログ

    朝は、Steve McConnell(Code Completeの中の人)のキーノート。みんな開発プロセス好きだよな。 私は学部生のころは何にも知らなかったがためになんでもわかっていたので、コンピュータのことを勉強し始めた最初のころ「デザインしてから開発するのです」ということをむやみと強調したを読んだときに、「そんなこと言ったってデザインしきれるわけないじゃん」と今の空気なら当たり前の意見をちゃんと持てていたのですが、その後当たり前のことをいろいろな言い方でいう人々の発言を知っていくと、自分の直観力が当てにならなくなってきて、今ではすっかりつまらない人になってしまっているわけです。 まあそれはともかく、開発も中庸の徳で、「自分でやっていることをわかってやれ」ということですね。彼の造語の「satisficing」というのも結構面白い概念。 この話は1ページぐらいのノートをとりましたが、中身

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    nobyuki
    nobyuki 2016/01/23
  • 近況 - squeakerのブログ

    ほとんど内輪の集まりという感じのBlocks and Beyond Workshopで"work in progress"のものを発表しました。 http://www.vpri.org/pdf/tr2015003_modsys.pdf 他の発表者が「どうやって初学者をブロック言語からテキストベースの言語に移行させるか」というような話をしている中で、「未来のブロック言語なら自分自身を編集できるようになって当然だろう」というテーマの話なのである意味浮いていたかもしれませんが、まあいずれ歴史が証明してくれて私も学会に復讐ができるというものでしょう。(いや、ワークショップの次の日はインフォーマルな集まりということで時間があったのですが、討議の中である程度のアイディアの種はやり取りできたような気はします)。 読んだは、いまさらながらSchoolhouse Politics。 Schoolhouse

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  • Scratch@MIT - squeakerのブログ

    4年ぶりにScratch@MITに参加しています。以前ののんびりした感じよりも、大人がまじめな事をしている集まりの用でもありますが、それぞれの人は当に元気で面白い事を考えているので、素晴らしいです。 日記を検索したら、私が書いたScratchに関する最初のエントリは2004年4月でした。時は流れます。 http://d.hatena.ne.jp/squeaker/20040417#p1

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    nobyuki
    nobyuki 2014/08/11
  • TimeのAlan Kay インタビュー - squeakerのブログ

    http://techland.time.com/2013/04/02/an-interview-with-computing-pioneer-alan-kay/ "KGelner"なる人のコメントに対してAlanは「返事を書くよ」とは言っていたが、確かに書いている。のみならず、Etoysとその先行事例の話には黙っていられないAlexander Repenningも登場している。さすが。

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  • TimeのAlan Kay インタビュー (続き) - squeakerのブログ

    昨日の続きです。 http://techland.time.com/2013/04/02/an-interview-with-computing-pioneer-alan-kay/ "KGelner"はAlanの返事に答えている。が、だいたいいつものパターンで「知らないことを良いことにうだうだと自分の思いだけを書く」人ではあった。 子曰、学而不思則罔、思而不学則殆。 私が予想するさらなるコメントとしては、"A Personal Computer for Children of All Ages"のJimmyとBethがやっているようなことができる環境がiPadにあるのかな、というあたりであろう。 それはそうと http://tech.fortune.cnn.com/2013/04/03/alan-kay-rips-apple/ というものもあったのだな。こちらのコメント欄も「これはひどい」

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  • SimCity - squeakerのブログ

    これもOLPCのメーリングリストに出ていましたが、http://www.donhopkins.com/home/catalog/hyperlook/HyperLook-SimCity.gifのような見た目のUnix版SimCityってありましたね。誰かが大学の研究室で遊んでいたのを見た覚えがありますが、誰だったでしょうか。これをやったDon Hopkinsという人が、自分が過去にやったいろいろな仕事を列挙したメールを書いていました。 AlanはSimCityが出たころからWillなどと話をしていたようですが、世の中の一部の人がSimCityは教育用途にも効果的であるといっていたのに対して、「教育用途としてはSimCityは最悪である」と言っていましたし、今も言っています。「警察署を建てるとその周囲の犯罪発生率が下がる」というような非現実的なルールに基づいているだけではなく、そのルールが括り

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    nobyuki 2013/01/30
  • Jim Althoff - squeakerのブログ

    うちのグループ内ではそれほど名前が出てくる人ではありませんが、「Smalltalk-80のメタクラス階層の発明者」として名前の挙がる人です。うちは76や78が一番良いSmalltalkだったという意見の人がいたり、71こそが理想という人がいたりするので、まあちょっと評価はビミョーですが。

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  • enchantMOON - squeakerのブログ

    昨日のことになりますが、id:shi3zの清水さんとUEIの辻さん、宮川さんがViewpointsを訪れました。一台しかないというenchantMOONのプロトタイプをいじらせてもらいました。id:propellaさんやid:abee2さんもTwitterなどで触れていましたが、ページの集合でユーザーコンテンツを管理するというコンセプトは我々のネタでもあるので、今後の展開が楽しみです。

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    nobyuki 2013/01/17
  • Andreas Raab - squeakerのブログ

    14年来の同僚で友人であるAndreas Raabが40代半ばの若さにして亡くなってしまいました。すばらしい切れ味の頭脳を持ち、コードを書かせても間違いなく一級品、それだけではなくプロジェクトの統括もし、人々のグループをまとめてることもできる人でした(Alan KayやDavid Smithが「これまであったことのある奴らの中でも3の指に入る」というだけのプログラマだったのです)。 彼と私との交流が生まれたきっかけはSqueakというソフトウェアプロジェクトでした。彼は1997年のMagdeburg大学在学中にSqueakの仮想機械をWindowsに移植したのですが、彼はそこでのやりとりを通じてAlan Kayを中心とするコアグループの人々に強い印象を与えたのです。Alanにしてみれば「もう連れてくるしかない」ということで、彼は博士号を取得後すぐに採用されてカリフォルニアに移り住み、あっ

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    nobyuki
    nobyuki 2013/01/17
  • 2013-01-15

    14年来の同僚で友人であるAndreas Raabが40代半ばの若さにして亡くなってしまいました。すばらしい切れ味の頭脳を持ち、コードを書かせても間違いなく一級品、それだけではなくプロジェクトの統括もし、人々のグループをまとめてることもできる人でした(Alan KayやDavid Smithが「これまであったことのある奴らの中でも3の指に入る」というだけのプログラマだったのです)。 彼と私との交流が生まれたきっかけはSqueakというソフトウェアプロジェクトでした。彼は1997年のMagdeburg大学在学中にSqueakの仮想機械をWindowsに移植したのですが、彼はそこでのやりとりを通じてAlan Kayを中心とするコアグループの人々に強い印象を与えたのです。Alanにしてみれば「もう連れてくるしかない」ということで、彼は博士号を取得後すぐに採用されてカリフォルニアに移り住み、あっ

    2013-01-15
    nobyuki
    nobyuki 2013/01/17
  • 東大での講演 - squeakerのブログ

    (ちょっとだけ追記しました。その他1/25のあたりも見てみてください。) "Can programming be reinvented?"というタイトルでの発表。東工大と東大で似たような発表をしたのだが、ストーリーラインが比較的新しいため、先にやった東工大での発表には反省点がいろいろあり、それが東大での発表に生かされた形になったのは否めない、かもしれない。以下は、かなり再現性の低いメモ。詳細はさらに聞いてください。「私」はもちろんAlan Kayを指します。 近所の人から、「なんで新しいコンピュータのほうがWindowsの起動やMS Wordの起動が遅いの?」、「大きいディスクがついているはずなのに、なぜ使える容量が少なくなるの?」、「アップデートをしたら、何で再起動しなくてはいけないの?」という質問をされる。なかなか良い質問である。 私自身も、コンピュータに関する疑問がある。「なぜ、コン

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