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ブックマーク / wedge.ismedia.jp (10)

  • 親の言うことばかり聞く子どもには危機感を持ったほうがいい

    「宿題は出さない」「固定担任制は廃止」。麹町中学校校長の工藤勇一氏は、次々と急進的な改革方針を打ち出す。さらに2018年度からは、これまで当たり前に行われていた「テストの常識」を変えるという試みも……。しかしその舞台は公立中学。我が子を預ける立場の保護者の中には、「普通の学校ではなくなっていくこと」に対して不安を抱える人がいるのも事実だ。工藤氏はそうした声を面と向かって受け止め、言葉を尽くして語り合うことで、学校と保護者が一体となる関係を築いている。その現場の一つをレポートしたい。 今の子に必要なのは「自由に転職したり、起業したりできる力」 新年度を目前に控えた2018年3月のある日。麹町中学校の会議室には続々と保護者が集まっていた。入り口の案内板には「The 麹中座談会」と書かれている。工藤氏を囲んで自由に議論をするための場として、一昨年度から同校のPTAが企画する自由参加のイベントだ。

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    nobyuki
    nobyuki 2018/09/21
  • 子どもの自立力を育む「権限委譲」のコツ

    前回は家族のイライラ・もやもやを解消するため、家庭内会議の活用をご紹介しました。 家族だからこそ起きてしまう気持ちのすれ違いは、感情が先走ったままで話し合ってもうまく解消できないもの。あえて「会議」という場を設定して、冷静に話し合えるようにしましょう。しかもビジネスの場面と同様に、アジェンダを事前に作成して、お互いが何を問題だと感じているのかを「見える化」しましょうという提案です。 この提案に対しては、「子どもが面白がって参加しそう」「たしかに落ち着いて話し合えそう」といった声を世のパパさんママさんたちからいただいたのですが、一部に「家族のことで『会議』だなんて大げさでしょ」というお声もあったのです。 マネジャー型お父さんの登場 「会議なんてことをしなくても、お互いが意識すればいいだけのこと」 「家族とはいえ、お互い人として尊重しあうのは基でしょ」 というご意見なのですが、私が気になった

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    nobyuki 2018/01/25
  • 「クールジャパン」×「地方創生」の驚くべき〝惨状〟

    「クールジャパン」×「地方創生」の驚くべき〝惨状〟 無線LANにTPP対策まで、地方で広がる「何でもあり」 来、世界から「クールだ」と思われるものであれば、市場原理で民間企業が投資してビジネスとして攻め込んでいく。それをしないのは、そもそも儲からない可能性が高いからである。クールジャパンで投資されている事案のどれだけが利益を生み出しているのだろうか。これまで見てきた「クールジャパン」事業は、予算拠出の根拠も矛盾に溢れ、事業性は陳腐である。 必要な質的見直し、「何でもあり」はもうやめよう 一方で、来の日が持つ地域の歴史文化を活かした民間主導の取り組みとして注目を集めている宿「里山十帖」がある。越後湯沢からローカル線に乗り換え、10分ほど電車に揺られ、車でさらに山間へ移動してたどり着ける宿だ。 木造建築をリノベーションした母屋、自然を感じさせる露天風呂、そして事として出てくるものは

    「クールジャパン」×「地方創生」の驚くべき〝惨状〟
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    nobyuki 2016/11/25
  • 「クールジャパン」×「地方創生」の驚くべき〝惨状〟

    予算が出ると思っても杓子も使うマジックワードが、地域活性化分野ではその時代時代に存在する。製造、流通、販売まで農業を一貫する「六次産業化」、都市を小さく集約する「コンパクトシティ」など列挙すればキリがない。 近年は「クールジャパン」と「地方創生」もまさにこのマジックワードの部類に入るが、この合わせ技で予算を獲得する事例が出てきている。 「忍者」で地方創生!?煙に巻かれた成果 世界が知るクールジャパンといえば「忍者」という話になり、2015年度における地方創生関連交付金で合計約1億7200万円の予算がついた。さらに、この予算活用のために忍者にゆかりのある三重県・神奈川県・長野県・滋賀県・佐賀県、さらに伊賀市・甲賀市・上田市・嬉野市・小田原市などが発起人となり、日忍者協議会まで設立された。 とはいえ、内容としては忍者を用いたイベント開催や忍者PR動画を入札して外注するという極めて古典的な手

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    nobyuki 2016/11/25
  • なぜソーシャルゲーム業界はこんなにだらしないのか 続出する不祥事 度を越す”射幸心煽り” WEDGE Infinity(ウェッジ)

    ソーシャルゲーム業界の不祥事が続出している。数十万円巻き上げられたユーザーも現れ、インターネット上で炎上している様は2012年に社会問題化した「コンプガチャ問題」を彷彿とさせる─。 またか──。ソーシャルゲーム業界の不祥事が止まらない。今年に入り、サイバーエージェントの子会社で、DeNAも資参加しているサイゲームス社(Cygames)が提供しているゲーム「グランブルーファンタジー」にて、景品表示法で禁止されている「優良誤認」と「カード合わせ」が疑われる事案が発生。 また、ドーナツ社(Donuts)はRMT(リアルマネートレード)仲介サイト開設のリリースを行い「賭博場オープン」と批判された(詳細は後述)。 今や日を代表する企業になったサイバーエージェントの2015年10~12月期の決算をみると、「ゲーム依存」の構造が浮かび上がる。売上高、営業利益とも過去最高を記録しているが、連結営業利益

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    nobyuki
    nobyuki 2016/03/03
  • 絶滅近づくクロマグロの“放置”を国際会議で訴える日本政府の愚かさ

    8月31日から9月3日にかけて、北太平洋のマグロ資源を管理する国際委員会「中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)北小委員会」が開催された。この会議では、絶滅が危惧されている太平洋クロマグロ(以下、クロマグロ)について、緊急ルールの策定を「来年」行うことなどが大筋合意となった。 “官製報道”の違和感 翌日の新聞報道では、水産庁の遠藤久審議官による「進展があった」等と評価するコメントが掲載され、クロマグロの資源管理が一歩進んだと報じられていた。 だが、会議に出席した長崎県の壱岐で一釣り漁法を行う富永友和さんは、「水産庁の大営発表を鵜呑みにした記事が多くてがっかりした」とため息を漏らす。「今回のWCPFC北小委員会では、クロマグロを減らさないための緊急・予防的な措置が採択されることを期待していたが、来年に先送り、つまり今年は何もしないということに決まり、心から失望した」と落胆する。壱岐では

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    nobyuki 2015/09/15
  • 子どもたちが学校で学べない日本の水産業の実態

    平成12年(2000年)の農林水産業のホームページに、こんなやり取りが残っています。小学生からの「漁獲量が減少している理由をおしえてください」という質問で、それに対する同省の答えは次のようなものでした。 「漁獲量が減少しているおもな理由は、いわし漁の大幅な減少と遠洋漁業の減少です。いわしの漁獲量が減少した原因は、海水の温度が少し高くなったのではないかといわれています。また、遠洋漁業の減少は、過去においては、日の漁船は外国の近海まで行って魚をとっていましたが、外国の人も自分達で魚をとろうということになり、日の漁船は、外国の近海で魚をとりにくくなったことが要因となっています」 海外の水産業のことをよくご存知でない方々にとっては、全く違和感の無いやり取りだと思います。これに、学校で使用している地図帳にも出ているグラフを合わせてみると、日の水産業は衰退している産業という、すでにある漠然とした

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    nobyuki 2013/05/03
  • 企業撤退に苦しむ自治体 補助金頼みから転換する三重県

    企業誘致のため多くの地方自治体が数十億円にものぼる補助金を用意し、競い合って上限額を吊り上げてきた。長引く不況の影響で税収が落ち込むなか、消耗戦の様相を呈している。全国の自治体の先駆けとなって、90億円もの大型補助金で2004年にシャープ亀山工場を誘致した三重県。「亀山方式」とまで呼ばれ全国から賞賛されたが、全国横並びの企業誘致策から転換を図ろうとしている。鈴木英敬三重県知事にこれからの企業誘致のあり方について聞いた。 ――なぜ、これまでのような大型補助金による企業誘致策を転換するのですか。 鈴木英敬知事(以下鈴木知事):税収が減り財源が限られるなかで、補助金だけに頼った企業誘致策は限界に来ています。これまでの量産型加工組立工場は、高度な製品であってもより安く作ることが求められ、日全体で六重苦と言われる状況では、企業側も国内にとどまって今まで以上にコストを削減するのは難しい。 ――またシ

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    nobyuki 2012/10/17
  • 雇用のイス取りゲーム 座り続ける中高齢労働者

    前回は、雇用市場における競争をイス取りゲームに例え、少子化、高齢化の進行によってゲームの参加者が減っているものの、参加者数の減少ペース以上の速さでイスそのものの数が減っている状況であり、その原因を、短期的な要因と構造的な要因とに分けて説明を行った。そしてイス(雇用)の数の減少のしわ寄せが、わが国の雇用慣行の特徴である新卒一括採用を介して、若い世代に及んでいることを指摘した。 今回は、イスの数の減少が進行していく中にあって、そもそもイスに座り続けるゲーム参加者が居り、かつそうしたルール無視の参加者を排除できない場合の、影響について見てみる。 雇用調整助成金制度は「一時的」な下支えか そもそも、イスに居座り続ける労働者の存在は、政策的に政府が奨励している場合と、高度成長期以降企業が形成してきた雇用慣行を裁判所がサポートする結果、であるところが大きい。 景気悪化の影響により、企業が雇用を維持でき

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    nobyuki 2012/09/04
  • チベットがいま、燃えている

    先週、チベット人デモ隊への中国当局の発砲、死傷者発生の事態を受け、急遽、その内容の新原稿を寄稿した。したがって、順序が逆になってしまうが、ここでいま一度、チベット僧らの焼身抗議の近況をお伝えしたい。とくに今回は、少々別の角度から見た、現在のチベットと中国さらに周辺国の近況について書くこととする。 チベット人の焼身を笑いのネタにする 日人の「自由」 論に入る前にひとつ、触れておきたい件がある。先週末、自由報道協会なる団体が行った「自由報道協会賞」の授賞式での一幕についてだ。その模様は現在もネット動画として流れているが、そこには、言葉を失うほど酷い光景が映し出されている。 冒頭、プレゼンターだという男性ジャーナリストが画面に登場しスピーチを始めるのだが、この人物はなぜか、ヘラヘラと笑いながら、「私も東電の前で、チベットの高僧のように火を…自殺でもして知名度を上げたほうがいいのかな、と…(笑

    チベットがいま、燃えている
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    nobyuki 2012/01/31
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