性犯罪は日韓共に取り組むべき問題 オンニネットワークは現在、既存の男性主義社会の悪習から身を守るための「フェミニズム自己防衛訓練事業」として「女性にとって安全な空間」の議論を広めているという。 「n番部屋事件のような犯罪は、韓国でのみ発生するわけではありません。男性の暴力に寛大な社会である限り、同様の事件は後を絶たないでしょう。ほかにも多くの個人やフェミニズム団体が試行錯誤をしています。SNSでも多くの人が努力していますが、日本の方々も一緒に声を上げていただきたいと思います。特定の性別、職業、人種などを“モノ”のように扱うことをやめるべきです。事の深刻さを、皆が知ってくれることを願います」 日本でも性犯罪や制度的差別が後を絶たず、好意的女性差別意識を露骨に込めた広告コピーが踊ることも一度や二度ではない。韓国のある論文では、男性主義的文化の中にいる少数派女性は男性主義を内面化しやすくなること