ブックマーク / blog.tinect.jp (10)

  • 「日本すごい本」を大量に刊行していた出版社に勤めていたことがあります。

    筆者が日の出版社に勤めていた頃、その会社では日歴史文化を肯定的に論じる書籍、いわゆる「日すごい」を大量に刊行していた。 なぜそれほど出すかというと、端的に言えばそこそこ需要があるからだ。 日はこんなに素晴らしい国なんですよという情報を求めている方が世の中に一定数いる以上、この種のはなくならない。 一応フォローすると、自国を誇る気持ち自体は、決して悪いものだとは思わない。 だが、「日すごい」はややもすれば、「日はこんなにすごいのに、おたくの国ときたら」という考えに発展しがちである。 また、この論調が好きな人は、そもそも自慢話とは嫌われるものいう意識が希薄なように感じられる。 さらに言えば、自画自賛することによって、事実であっても他者から信憑性を疑われるという可能性に無自覚なのではないかと感じる。 「世界一うまいラーメン屋」と看板に掲げている店が、当に世界一おいしいかどう

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    nodemo
    nodemo 2023/04/06
  • 「努力する人」と「努力できない人」の6つの大きなちがい

    数々の「仕事のできる人たち」は、ほぼ例外なく努力をしていた。 無論、努力をしたからといって成功するわけではない。だが、努力なくして成功はない。努力は成功のための前提条件であり、要件である。 だが、「努力が苦手」という人は少なからずいる。頑張れない、続けられない、「どうしたら努力できるか?」と悩む方も大勢いるだろう。 私は、数々のコンサルティングの現場で数多くの「努力できる人」と「努力できない人」を見聞きし、そして、両者は一体何が違うのかということに強い関心を持った。 その結果、努力できる人とできない人は、「能力」が異なるのではなく「考え方」が異なるのだという結論に至った。 実際、能力の高低にかかわらず、努力を続ける人達がおり、現場ではそのような人たちが結果を出していた。 では、その「考え方」のちがいはどこにあるのか。それは大別すると6つある。 1.努力とは、精神論でなく、方法論である 努力

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    nodemo 2022/06/28
  • 職場では「無能」よりも断然「態度の悪いやつ」が問題らしい。

    最近、昔のクライアントだった方と話をする機会があった。 当時その方はかなり優秀なエンジニアだった。 その方が、今になって言ったことの中で、特に意外だったのは、 「お礼も言わないなど「教えてもらう態度」ではない人がいる。なんで、彼らは「教えてもらえるのが当然」と思えるのか、理解に苦しむ。」 という一言だった。 彼は面倒見の良いほうだと思っていたが、「条件付き」だった。 「できなくても教えを乞う態度があればまだいい。しかし「教えてもらって当然」という態度の人間には我慢ならないので、放置してました。」というのだ。 彼は温和ではあったが、「態度の悪さ」には厳しかった。 * 別の知人も、「その態度の話は思い当たる」という。 彼女の会社でも、たびたび「態度の悪い人物」がトラブルを引き起こしていたからだ。 例えば同僚だった一人のコンサルタント。 彼は英語が堪能で、知識もあり仕事ができたが、遅刻が多く、依

    職場では「無能」よりも断然「態度の悪いやつ」が問題らしい。
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    nodemo 2022/06/25
  • 「センター試験の点数をいつまでたっても自慢する人間」は、いったい何に囚われているのか。

    インターネットで時々話題にあがるものの一つに、センター試験の点数をいつまでたっても自慢する人間というものがある。 僕がこの現象を初めて目にしたのは確か村上春樹のエッセイであった。 エッセイのあらすじは官僚の人が村上さんが突然「あなたのセンター試験の点数は何点でしたか?」と尋ね、村上さんが困惑するといったものだ。 数点単位で寸分違わずに己の点数を流れるようにそらんじて自慢する姿をみて村上さんが 「大の大人がこの歳になって一体なにをやっているんだ…」 と呆然するこのエッセイを読んで当時の僕は爆笑した。 だが、実はこのセンター試験の点数自慢おじさんのエピソードには人生において成功する為の秘訣のようなものが詰まっている。今日はその話をしよう。 成功したいのなら、狂人になりなさい 前回、僕は徳島スタンフォード事件を例にあげて個人が努力する事の難しさを書いた。 繰り返しになるが、普通の人間にとって努力

    「センター試験の点数をいつまでたっても自慢する人間」は、いったい何に囚われているのか。
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    nodemo 2022/06/23
  • 好奇心を持たせられれば、人は夢中で頑張るようになる

    ありがたい事に6/28に初となる単著がでる事になった。 <ほんとうの医療現場の話をしよう 医学部を目指す君たちへ 単行(ソフトカバー) – 2022/6/28高須賀とき (著)> これも普段記事を読んで下さる皆様のおかげである。厚く御礼申し上げます。購入いただけると大変嬉しく思います。 の内容を一言でいえば、医者として働くという事はどういう事なのかである。 普通の医者とは性質が180度異なるので、お読みいただければ冗談抜きで医療に対するモノの見方が一変すると思う。 こので僕が目指したのは好奇心の喚起だ。 好奇心は人生を大きく変える。それぐらいこの力の影響は大きい。 以下、実体験に基づきつつ好奇心の偉大さを書いていこうかと思う。 好奇心はそう簡単には殺せない 好奇心はを殺すという言葉がある。 これは過剰な好奇心は身を滅ぼすと他人を戒める為によく使われる言葉だが、この言葉にはもう1つ

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    nodemo 2022/06/23
  • 知識を詰め込みまくると、知識が勝手に動き出すようになる

    「勉強なんてしても無駄だ。なんの役にも立たない」 よくこのような事をいう人がいる。 この意見に対しては色々な反論の仕方があるだろう。実際に役立った勉強の例を持ち出す人もいるだろうし、不勉強で被った被害の例をあげる人もいるだろう。 僕も一応医者をやっているわけなので、この手の意見に色々な反論は思いつく。 思いつくのだが…そういう具体的な話を用いるまでもなく、このような意見をいう人は「知識が勝手に有機的にくっついて、動き出すという経験をしたことがないのだろうな」と思う。 だってこれを一度経験したら、面白すぎてとてもじゃないけど勉強が無駄だなんて思わないだろうから。 この体験の面白さを知らずに勉強嫌いでいるのは勿体ないので、今日は具体例を用いて勉強の面白さ、そして仕事の面白さと個性についてアレコレ書いていこうかと思う。 最初に勉強の面白さを見いだせたのは確か中学校の数学だったように思う。 それま

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    nodemo 2022/06/23
  • 「キャラ分けコミュニケーション」の処世術

    とあるゲームで知り合ったPさんは、めちゃくちゃうまいのに鼻にかけることもなく、だれにでも気さくに話しかける性格で、いつもいろんな人から誘われる人気の女性だった。 彼女はTwitterでも社交的で、遊んだあとは挨拶リプつきですぐにフォローし、毎晩「今日は〇〇さんと遊びました♪」とキラキラ加工つきの画像をつけてつぶやいている。そんな人だ。 しかしわたしは、偶然知ってしまった。 彼女の別アカの存在を……。 普段とはちがうキャラの愚痴アカにびっくり!人の反応は…… 「カスばっかでやってらんねー、また負けたわ」 「何回同じミスすんだよ? 脳みそ腐ってんのか?」 「調子乗ってるクズどもみんな〇ねばいいのに」 見た瞬間、目を疑った。 え、Pさんって優しい良い人なんじゃないの? ふだんのPさんとはまったくちがうキャラなのにも驚いたが、偶然見つけられるようなアカウントでこんな愚痴を書いていることが、なによ

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    nodemo 2022/06/23
  • 『シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感』も人間性。

    「シャーデンフロイデ」。ネットで知った言葉だ。いつ知ったかは忘れた。 いろいろな言語それぞれに特有の表現として、ほかの言語に一言で訳せない言葉がある。 そういう一群の言葉のなかで取り上げられることがあるのが「シャーデンフロイデ」だ。ドイツ語だ。Schadenfreudeと書くらしい。ともかく、シャーデンフロイデという言葉とおおよその意味を知っている人は多いと思う。 が、おれはちょっと詳しく知りたいと思った。思って『シャーデンフロイデ』のタイトルがついた翻訳ものの単行が目に入った。 「うむ、読むか……」と思った。のだけれど、ちょっと離れたところに新書で『シャーデンフロイデ』というタイトルのも見つけた。おれは迷わず新書を手に取った。だって、新書なら簡単に読めるじゃないの。 中野信子『シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感』 そのが、中野信子著『シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろ

    『シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感』も人間性。
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    nodemo 2022/06/23
  • いつの間にか、「映画を早送りで観る人たち」の時代になっていた。

    僕自身、20年以上もネットに接してきて、どんどん、「ひとつのコンテンツに集中できる時間」が短くなってきているのを感じています。 2時間の映画を、映画館でならなんとか最後まで集中して観ることができても、自宅でアマゾンプライムやネットフリックスで観るときには、「1時間ずつ2日に分ける」ことが多いのです。 YouTubeの動画も、20分くらいまでなら躊躇いなく再生できるけれど、30分を超えるものは、長いな……と思ってしまいます。 年齢とともに短気になり、集中力が続かなくなってしまったのか、取り入れたい情報があまりに増えてきていて、短時間で済むものを優先するようになってしまったのか。 テレビゲームでも、サブクエストのような「メインストーリーとは関係ないプレイ時間を長くするためのオマケ要素」とか「エンディングの後の『真エンド』」とか、「めんどくさいし、付き合いきれないけど気になるからそんなの要らない

    いつの間にか、「映画を早送りで観る人たち」の時代になっていた。
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    nodemo 2022/06/10
  • ジオシティーズの閉鎖で消えた「わからん科目攻略法」が、埋もれるのがもったいないので、ここで紹介する。

    かつて「​ワンランク上の勉強法」というサイトで”わからん科目攻略法”というものが紹介されていた。 これは非常に有用な技術なのだが、現在はジオシティーズの閉鎖に伴い閲覧不可能である。。 このまま埋もれてしまうにはあまりにも勿体ないので簡単に紹介し、今日はその技術を土台として自分の頭でモノを考えるという事がどういう事なのかを書いていこうかと思う。 最近全然頭使ってないなという人には参考になるかもしれない。 難しい概念にぶち当たったら、理解しようと思わないで10回読め あなたが物理の勉強を始めたと仮定しよう。 物理は難しい。 分野によっては一読しただけでは何が書いてあるのかサッパリ理解できない事も多い。 高校生の頃に早々に脱落してしまった人も多いだろう。 この難しい科目を”わからん科目攻略法”は「理解しようと思わずに毎日ただ目を通して10回ぐらい読め。そんで11回目にわかろうと思って読め」と説く

    ジオシティーズの閉鎖で消えた「わからん科目攻略法」が、埋もれるのがもったいないので、ここで紹介する。
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    nodemo 2021/12/29
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