タグ

2009年11月7日のブックマーク (8件)

  • 池澤夏樹のポストコロニアル文学批判(その4)

    グーグルのようなもので検索しても、池澤夏樹に批判的な見解を書く人はほとんどいないですね。例の沖縄系社会学者あるいは運動家の人たちはともかくとして、池澤夏樹の見解に大賛成な人ばかりなのでしょうか。(沖縄系の池澤批判者が、彼の文学全集を議論してもよいのですが・・・)。反発を覚えないにせよ、彼の議論に何の疑問を感じないのは、あまり望ましくありません。あのさわやかで知的な感じに騙されて、安易に迎合したり、呑まれてしまってはいけないのです。というのは、池澤が語っていることは、ポストコロニアル文学論の観点の非常に重要な論点と関わっているからです。 (あらかじめ断っておきますと、わたくしは、池澤夏樹 (ポストコロニアリズム) vs 沖縄系学者(反帝国主義、反「ポストコロニアリズム」)の対立に関して言えば、どちらといえば池澤よりの立場です。(沖縄系や韓国系のポストコロニアリズム議論は、完全にその言葉の意味

    noharra
    noharra 2009/11/07
    韓国が日本の植民地ではなかったという議論、つまり、大日本帝国の物理的文化的暴力にもかかわらず、朝鮮半島は根本的な文化変容(=植民地化)しなかったという議論。東アジアは<植民地>の本当の悲しさを知らない
  • 希望だけない国、日本 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    かつて、村上龍は「日にはすべてがある。ただ希望だけがない」と書いた。日列島を覆いつくしている閉塞感を見事にあらわした統計資料を発見。OECD の資料で各国の「主観的幸福度」をたずねたもの。要するに、「あなたは幸せですか?」と直接質問した答えを集計したものだ。 OECD Factbook 2009: Economic, Environmental and Social Statistics - Subjective well-being 一番、幸せを感じる人が多い国はデンマーク。生き馬の目を抜く生存競争をやっているアメリカでも70ポイント超えてかなり幸福度が高い。一方で日は、かろうじて30ポイントを越える程度で、ロシアにさえ幸福度で負けている。韓国より低い。日より幸福度が低い国は、中国・インドなど正真正銘の発展途上国が多い。だが、インド・中国は、未来に対しては希望を持っている(60ポ

    noharra
    noharra 2009/11/07
    日本人は奴隷にならないと生きていけないと叩き込まれているし、少しでも良くありたいという個人の努力がすべてそういう方向に収束する。:ここまで幸福感・希望がないのは異常。何が日本人から希望を奪っているのか
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    雨季のバンコク2泊4日旅行記 夏は苦手と言いながら、春先の憂を吹き飛ばしたくて、今年も海外旅行の予定をいれてしまった。昨年20年以上ぶりに海外に足を伸ばし、旅をすると人生の栞が増えることを実感してから、だんだん旅が好きになってきたように思う。 今年の行先は雨季まっさかりのタイ・バ…

    はてなブログ | 無料ブログを作成しよう
    noharra
    noharra 2009/11/07
    たとえば農民の吾作どんが農業のことだけしか考えなくても別にいいのでは。しんけんに考えれば、政治に浸かっている日本の農業の現状なんとかするためには、政治参加せざるをえない。投票は善という一般論は無意味。
  • ポストモダンが要請する新たな政治パラダイム――Stakeholder Democracyという解 - on the ground

    私はリアルタイムで見ていたのですが、昨日の『朝まで生テレビ』に出演した東浩紀さんが、「インターネットがある現代なら、5〜10万人の規模でも直接民主政が可能だ」と力強く語っていました。この発言は、これまで彼が展開してきた一連の議論の延長線上にあるものなので、彼の読者にとっては特段新鮮な印象を与えるものではありませんが、その内容が刺激的なものであることは確かです。 過去に何度か採り上げているように、デモクラシーの新たな形についての東さんの提起に対して、私には賛成できるところとできないところがあります。明確に賛成できるのは、私たちが置かれている「ポストモダン」という社会状況についての認識と、「政治的意思決定の仕組みというものを原理的なところから考え直してみる必要がある」との問題意識に対してです。「ポストモダン」なる社会認識については、昨年「現代日社会研究のための覚え書き」と題したシリーズ記事で

    ポストモダンが要請する新たな政治パラダイム――Stakeholder Democracyという解 - on the ground
    noharra
    noharra 2009/11/07
    社会内へと決定権を委譲して利害関係者stakeholder間での合意形成による決定および執行を支援・推進する(利害関係者民主政)を新たなデモクラシー像として提示。政治的無能力者にも、同じ「賭け金stake」が配られるべき
  • 歴史も検索!?過去の出来事を調べる「タイムラインツール」登場

    みなさんは歴史や人物の生い立ちなどを時系列で調べたいということがありませんか?日、Google の検索ツールで新たに提供を開始した「タイムラインツール」では、まさにこのようなニーズに応えるべく、年表形式で検索結果を閲覧することができます。 たとえば、スポーツの祭典[オリンピック]の歴史を時系列で見たいという場合には、まず[オリンピック]と検索し、検索結果ページの上部にある「検索ツールを表示」をクリックし、「タイムライン」を選択してください。 棒グラフが高く伸びている箇所は、重要なイベントがあった時期です。たとえば、オリンピック(ここでは特に「近代オリンピック競技」と分類されるものが検索結果に出ています)が 1896 年に初めて開催され、4 年ごとに定期的に開催されている、ということが一目瞭然です。 このグラフの一部をクリックすることで、期間を絞り込むことができます。 1964 年のひとき

    歴史も検索!?過去の出来事を調べる「タイムラインツール」登場
    noharra
    noharra 2009/11/07
  • なごなぐ雑記: 市民投票と市長選挙と名護市で

    新聞記事の中の住民や政治家の言葉、事実の一断面の記述、私たちは何気なく読んでいる。名護市長選挙に関する新聞記事のなかには、1997年の市民投票に関するおはなしがよく出てくる。「市民は賛否に二分され、親きょうだいまでいがみ合う姿」 (朝日2009年10月28日)なんだか、とても恐ろしい光景である。 実際に、わたしたちはみた。振興策で公共施設がバンバン建つと喧伝するおびただしい看板の群れを。基地交付金で使い放題の金が振ってくるというまことしやかなおしゃべりを。人の良いおっちゃんぜんとした人々の釣り上がった目と大きく開かれた口を。 それらは、主権者が自ら選択し決するまでのリスクであり「民主主義」のコストであった。 市民投票を経て、役所がみんなで決めたことに従えば、それで終わりだった。私が、市会議員になることもなかった。 来年の市長選挙に関する記事の中で、まるでこの選挙が基地問題をめぐる「市民投票

    noharra
    noharra 2009/11/07
    市民投票は1997年(反対派が勝利)、この問題における名護市民の政策決定は済んでいる。:結果的に、名護市民はハマスを選んだパレスチナ人とおなじような扱いを受けている!?
  • 数学にはネイティブはいない:「語学としての数学」完全攻略=風景+写経アプローチ

    (関連記事) ・凡人が数学を語学として学ぶ具体的な手続きを説明する/図書館となら、できること番外編 読書猿Classic: between / beyond readers ・無料で自宅でやりなおす→小学校の算数から大学数学までweb上教材をリストにした 読書猿Classic: between / beyond readers 数学は、科学(自然科学はもとより、大半の社会科学と、かなりの人文科学で)の共通言語です。 一定程度マスターすれば、数カ国語を習得した以上の世界が眼の前に広がっていることを知って狂喜乱舞するはずです。いわば《語学としての数学》を習得する利益は非常に大きいと思われます。 ところが「英語の学び方」のコツ、体験談、支援サイトの紹介な、定期的にネット上でも話題になるのに、潜在的習得ニーズが大きな数学については、そうした形で取り上げられることがほとんどありません。 その一番大き

    数学にはネイティブはいない:「語学としての数学」完全攻略=風景+写経アプローチ
    noharra
    noharra 2009/11/07
  • サービス終了のお知らせ

    サービス終了のお知らせ いつもYahoo! JAPANのサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。 お客様がアクセスされたサービスは日までにサービスを終了いたしました。 今後ともYahoo! JAPANのサービスをご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。

    noharra
    noharra 2009/11/07
    沖縄は国土面積のわずか0.6%にすぎないにもかかわらず、米軍専用基地の実に75%が集中しています。それらを見ようとしない「本土」に住む私たちの「無関心」という問題に気がついたのです。