[ダボス(スイス) 25日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 世界経座フォーラム年次総会(ダボス会議)に世界各地から集まった政治指導者、企業幹部、金融機関首脳らエリートの気勢が上がらない。 1月25日、世界経座フォーラム年次総会(ダボス会議)に世界各地から集まった政治指導者、企業幹部、金融機関首脳らエリートの気勢が上がらない。写真はダボス会議のロゴ。ダボスで23日撮影(2019年 ロイター/Arnd Wiegmann) 今回、ダボス会議では景気減速や怒れる民衆、先端技術を巡る対立などを心配することに大半の時間が費やされた。そうしたムードは、お門違いの楽観論が漂っていた前年と実に対照的に映る。ただし1つの重要な要素は変わっていない。 それは、ダボス会議の参加者たちが次の展開を予測する能力に関して非常に強い自信を持っていることだ。 1年前、ダボス会議の参加者は万事順調だと感じていた。