世界が美しいことに気づいたのは確か中学生のころで、それを表現する手段として文章を選んだのは、ぼくにはそれ以外に何もなかったからだ。 今となっては何故こんなに苦しみながらアウトプットに勤しんでいるのか忘れてしまった。ただ、書くことを思い立った当初からそんな物はなかった気がする。突如何かが飛来して、ぼくに書くことを義務付けただけかもしれない。 ずっと昔から、発信をやめた瞬間に死ぬという強迫観念がある。 当時のインターネットは誰でも誰にでもなれたが、誰も何者でもなかった。だからこそぼくはぼくに特有の(あるいはありふれた)思想を誰かに伝えようと躍起だったのかもしれない。 その態度は交流の場が登録制SNSサイトに移ってからも変わらず、様々な交流サイトやゲームの専用SNSで日記を書き続けた。 お陰で各所にぼくの過去が散らばっている。それら全てを関連付けられるのはぼくだけだが、今でも月に数度カウンターが
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