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ブックマーク / wagatsuma-songs.com (3)

  • ヴェルヴェット・アンダーグラウンド 『ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート』 アイ・ハード・ハー・コール・マイ・ネーム 歌詞考察

    ルー・リードの炸裂するギター “アイ・ハード・ハー・コール・マイ・ネーム”はぶっちぎりのロック・ナンバーだ。イントロからフルスロットルでカーブを曲がっていくようなスリリングさ、ひりつくルー・リードのハウリング・ギター。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドらしさが全開だ。 ジョン・ケイルもそのギター・プレイには素直に賛辞を送っている。曰く「彼はイカレている。彼が演奏しているもの以上に、ヤツの行っているもの、その精神性に根差しているんだ」 ルー・リードのギタリストとしての精神性。それはジョン・ケージの未来で、ソニック・ユースの過去だ。つまりはギターを技術とは別のものとして表現すること。オルタナティヴロックの元祖ともいうべきアティテュードが “アイ・ハード・ハー・コール・マイ・ネーム”に現れている。 アイ・ハード・ハー・コール・マイ・ネーム 和訳 カウントダウンが始まった 過ぎていく、過ぎていく、

    ヴェルヴェット・アンダーグラウンド 『ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート』 アイ・ハード・ハー・コール・マイ・ネーム 歌詞考察
    noitseuQ
    noitseuQ 2024/03/12
    歌詞の通り、(このバンド-ヴェルヴェット・アンダーグラウンド-の)崩壊のカウントダウンは始まっていたのかもしれない。 “アイ・ハード・ハー・コール・マイ・ネーム” は火花を散らした二人の天才のドキュメント
  • ヴェルヴェット・アンダーグラウンド 『ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート』 レディ・ゴダイヴァズ・オペレイション 歌詞考察

    レディ・ゴダイヴァの手術 これはレディ・ゴダイヴァ伝説に関するバロウズ的解釈。 『アップ・タイト』 ビクター・ボクリス ジェラード・マランガ共著 訳:羽積秀明 ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのインタビューをまとめたバイオに簡潔に書かれた“レディ・ゴダイヴァズ・オペレイション”の解説だ。 そもそもレディ・ゴダイヴァ伝説ってなんなの? ってことなんだけど、 レディ・ゴダイヴァは高級チョコレート「GODIVA」の由来になった人物で、自己犠牲と博愛の象徴として語られる。 野心家のレオフリック伯爵は領民に重税をかけ、都市を発展させようと考える。の レディ・ゴダイヴァは、心優しい人だったので、貧しい領民へ重税を課すことを反対する。 伯爵は「 もしおまえが一糸まとわぬ姿で馬に乗り、町中を廻れたなら、その時は税を引き下げよう 」と彼女に告げる。 翌朝、彼女は一糸まとわぬ姿で馬に乗り町を廻る。そして

    ヴェルヴェット・アンダーグラウンド 『ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート』 レディ・ゴダイヴァズ・オペレイション 歌詞考察
    noitseuQ
    noitseuQ 2024/03/12
    自身のトラウマ体験と聖女を掛け合わせた物語となっている。聖なるものとされる人物を堕落したものと描くこと。価値の反転――不快で醜悪なものを描き切ること。タブーに自由であること。ルー・リードのそんな表明感
  • ヴェルヴェット・アンダーグラウンド 『ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート』 ザ・ギフト 歌詞考察

    ルー・リードの小説を朗読するジョン・ケイル 『ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート』の2曲目はこの“ザ・ギフト” 大学時代にルー・リードが書いた短編小説を、ラジオ・アナウンスのように朗読するジョン・ケイル。そこにインストゥルメンタルの “ブッカー・T”という曲をあわせて作られたのがこの “ザ・ギフト” だ。 この曲は演奏は右チャンネル、朗読は左チャンネルと完全にパンニングされているのが特徴で、淡々と朗読するケイルと対照的に、荒れ狂った演奏をするヴェルヴェッツが面白い。 さて、歌詞(というか小説)なんだけど、コミカルでイカれた物語が描かれている。作家シャーリイ・ジャクスンの『くじ(The Lottery)』という作品にインスパイアされたという話があるらしい(『くじ』はくじを引いた人間が「昔からのしきたりだから」という理由で殺されるという後味の悪い物語)。共通点は悲惨さ、そして人間存在の滑稽さか

    ヴェルヴェット・アンダーグラウンド 『ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート』 ザ・ギフト 歌詞考察
    noitseuQ
    noitseuQ 2024/03/12
    すっかり梱包されたワルドゥ 郵便局は3時にピック・アップに来ることになってる 箱には壊れ物のマークが書かれ 発砲スチロールの上に奴は体を丸めて 休んでいた 念のためゴムのクッションも入れておいたんだ
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