昨日、数年ぶりに大学時代の友人に会った。級友といっても私の方が何歳も年上だ。高校卒業後、数年間働いたあとで大学に入学したのだ。その級友とは連絡をとったのも数年ぶりで、向こうから連絡をしてきた。そのときはちょうど私の誕生日で、数年ぶりの連絡にも関わらず、彼は突然Facebookで「誕生日おめでとう。感謝がどうたら」とか訳のわからないことを言ってきた。私がやんわりと「大丈夫か?宗教/自己啓発/マルチにでもハマったか?」と返したところ、彼は「好きな居酒屋のフレーズだ」と言う。あぁ、貧困か、いずれにせよ、貧困だ、と私は小さく呟いた。私の心配をよそに彼は続けて「今度会えないか」と誘ってきた。 駅前のカフェで彼を待った。ときおり道行く人を眺めつつ勉強していると、ふいに見知った影が目の前に現れた。大学を卒業してから数年経ったが、彼はそのときとあまり変わりなかった。私もそれほど変わりはないだろう。席に着い
古舘伊知郎が『報道ステーション』(テレビ朝日系)のキャスターに抜擢されて、今年で早10年。番組開始当初は「プロレス実況者が報道キャスターをやるなんて笑わせるな」と厳しい声があがったが、最近でも、小保方さん騒動の際にパワーポイントを「私にはわかりませんでした」と語り、「そんなことも知らないの!?」「無知すぎる」とネット上は騒然。いまだに「情報処理能力に欠ける」「深みがない」などと言われ続けている。 そんな古舘が、「AERA」7月14日号(朝日新聞出版)のインタビューに登場。ここで古舘は、まるでこれまでの言われたい放題のストレスを発散するかのように、壮大に“ぶっちゃけ”ているのだ。 そもそも、インタビューを受けること自体が10年ぶりだという古舘。「あんまり露出しないでくれっていうのがテレビ局側にあるから」「もうとにかく口にさるぐつわした状態で10年たったわけです」と、初っ端から不満がタラタラ。
大阪湾の南端に浮かぶ友ケ島(和歌山市加太)に若い女性が続々と詰めかけている。太平洋戦争時の砲台の跡などが残るレトロな風情が、アニメ映画「天空の城ラピュタ」に似ていると話題に。登場人物の格好をまねるコスプレのファンをはじめ、宮崎駿監督のアニメに親しんできた若者の心をくすぐるようだ。 和歌山市西端の加太港から、定期船で約20分。緑に包まれた無人島群に着く。 東京都渋谷区の中川志乃さん(25)は旅館に入ると、用意してきたズボンに着替え、ヘアバンドをつけた。「天空の城ラピュタ」に登場する主人公の女の子、シータの衣装だ。 山道を歩き、戦時中に大砲が置かれていたレンガ造りの「第3砲台跡」へ。山道から通じている真っ暗な通路を進んで階段を上ると、視界が開けた。かつて大砲があった跡が巨大な丸い水たまりになり、木漏れ日が差していた。 アニメの後半、シータと少年パズーは飛行機に乗って空に浮かぶ伝説の島「ラピュタ
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