印刷 事故から一夜明けるとすぐ、高速で後ろから追突し、脱線の原因となった列車の先頭車両がすぐそばの野菜畑の穴に捨てられた=24日、浙江省温州、奥寺写す 中国浙江省温州市で23日夜、追突・脱線事故を起こした北京南発・福建省福州行き高速鉄道の運転席は翌朝すぐ、横の野菜畑に掘られた穴に捨てられた。作業員は重機のアームを何度も振り落とし、計器が入った運転席を細かく粉砕した。 先頭車両の運転席部分の撤去は、高架橋から落下して損傷した車両の中で最も早く始まった。重機数台がアームで車体を転がしながら穴に投棄。運転席の内部を細かく検証する様子は見られなかった。(温州=奥寺淳)