大阪府富田林市内で今年1〜4月に散歩中の高齢者に暴行を加え、重傷を負わせたなどとして、府警少年課などは10日、同市内の男子高生ら8人(15、16歳)を傷害容疑などで逮捕したと発表した。 うち6人は当時中学3年で、「卒業の思い出作りにやった」などと供述しているという。 発表では、男子高生らは1月27日未明、同市内の路上で、無職男性(83)の顔や腰をいきなり殴ったりけったりして、あばら骨を折る大けがを負わせるなど、1〜4月に同市内で強盗や傷害、窃盗など計9件の事件を起こした疑い。 無職男性以外にも1月に62〜67歳の男性3人が路上で突然襲われ、負傷するなどしており、当時中学3年だったメンバーは「受験を控え、イライラしていたのでやった」とも供述しているという。 8人のうち5人は少年院送致、1人は保護観察処分、1人は試験観察となっている。