2009年10月5日のブックマーク (4件)

  • 講談社「セオリー」vol.5「名家・名門の秘密」特集号に漱石財団関連記事:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    9月26日発行の同号記事「偉大なる「先祖」は誰のもの? 「岡太郎」「夏目漱石」を守るのは大変です」の中で、岡太郎記念現代芸術振興財団(96年設立)に関する記事(記念館と財団を継承した平野暁臣氏の取材中心)に続き、公益財団法人制度が06年に法改正され、08年12月発効し「公益財団法人」と「一般財団法人」に分類された経緯と、その問題点、さらに漱石財団設立を巡るニュース紹介の流れで、私の主張も含めて書かれています。 結論的な部分では、こう解説されています。 〈『夏目漱石財団』に対しての夏目房之介氏の「待った」は、夏目漱石は、もはや日の共有文化財産である、それ故に誤解されようが、美化されようが、それはそれでいいのではないか、という意思と哲学を持って『管理しない』という方法を選んでいる。「漱石」は既にそれらに耐えうる強度を備えていると信じているからだろう。一方、平野氏は、意思と哲学を持って岡

    講談社「セオリー」vol.5「名家・名門の秘密」特集号に漱石財団関連記事:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
  • 大恐慌の時、米国民はけっこう健康だったらしい: 極東ブログ

    「世界大恐慌(The Great Depression)」と呼ばれる大規模な不況の時代。1929年に始まり1940年代初頭までほぼ10年も続いた時代。株価は暴落し、銀行はばたばたと潰れた。企業も数多く潰れた。米国では失業率が25パーセントに及び、街中に失業者が溢れた。自殺者も目立った。不幸のどん底のような時代であった……かに思われていた。だが、実際にこの時代の人々の寿命を調べてみたら、あれれ、寿命は延びていた。健康でもあったようだ。ほんとなのか。元ネタは科学的な調査である「大恐慌時代の生死: Life and death during the Great Depression (pnas.0904491106)」(参照)だ。 このネタをったデイリー・メール紙は、「元気を出せよ! 世界大恐慌時代を研究したら、困難な時代のほうが健康によいんだってさ(Cheer up! Study of Gr

  • 科学と信仰は脳のなかでは同じ、あるいは極めて同じ: 極東ブログ

    科学と信仰は脳のなかでは同じらしいという研究の話が一日のニューズウィークに載っていた。「Fact Impact」(参照)である。リードは「New study of the brain shows that facts and beliefs are processed in exactly the same way(最新研究によれば、脳は事実と信仰をまったく同様に処理している)」というものだ。トマス・クーンの科学論以降の知識人にしてみれば、科学と非科学の差というものはなく、どちらも信仰の差であり、ようするにその知識集団の政治的差異に過ぎないというのはごく当たり前ことのようだが、かといって、現実社会にあって非科学と科学を一緒にするわけにもいかないので、社会的な便宜で線引きはしている。それでも、「極東ブログ:[書評]正しく知る地球温暖化(赤祖父俊一)」(参照)で扱った、微妙だけど決定的な問題と

  • asahi.com(朝日新聞社):財団「夏目漱石」、解散へ 商標登録も取り下げ - 社会

    夏目漱石の次男の孫らによって今年4月に設立された一般財団法人「夏目漱石」が、解散することを5日までに決めた。この孫は今年8月に「夏目漱石」の商標登録も申請していたが、この申請も取り下げるという。  財団をめぐっては、漱石の長男の息子でマンガ批評家の夏目房之介さんら他の多くの親族が「特定の者が権利を主張したり、一般の利用に介入したりすべきではない」と設立に異議を表明していた。  夏目房之介さんは「一般財団法人の設立や著名人の商標登録は、敷居が低いため、今後も似たことが起こりかねない。文化継承と権利のバランスをきちんと議論するべきだろう」と話した。

    nomurahideto
    nomurahideto 2009/10/05
    これで解決?