取り入れたいメリットがあるけどデメリットもある、トレードオフのある状態、ってソフトウェアを作っていると毎日遭遇するけど、ソフトウェアを作ってない人に伝えようとすると、「ラーメンをたくさん食べるとおいしいけど太る」とか、当たり前では…みたいなことになってしまって、いいメタファーがないなあと思っていた。 普通に暮らしていて遭遇するのは作品にマルチバースの設定を取り入れるか、という悩みかもしれない。いろんな設定を楽しめるのは良いけど意味不明で困ります、みたいな苦情もあるのでは、と思う。フィクションなんだし、辻褄はあってないけどいいじゃん、でいいところに、細かい理屈を足していくと、そんなことまで気にしたくないんだけど…みたいな。 ラーメンもう1杯食べるか長時間熟考する人はいないけど、作品にマルチバース設定を取り入れるかどうかって言うと、大人が本気で数日間悩むような問題になるし、これだ!という答えは