学校での子どもの被ばくを、どう最小限に抑えるかをめぐって、福島の住民や地元自治体の間に困惑が広がっています。 文部科学省では、子どもが外に出る時間を8時間と見積もって、1時間あたり3、8マイクロシーベルト、年間20ミリシーベルト以下という目安を示していますがそれが妥当かどうか、異論もあるからです。 2日にニュースウォッチ9で放送した特集の内容を掲載します 「福島の子どもの気持ちを考えて下さい/20ミリシーベルトは撤回する」。 「親は子どもを守る責任がある」。 環境NGOや福島県の住民が文部科学省や厚生労働省に対して行った申し入れ。 「子どもに大人と同じ年間20ミリシーベルトという基準を適用するのはおかしい」として撤回するよう要求しました。 不安を少しでも解消しようと福島では校庭の表面の土を取り除く動きが広がっています。 この週末には伊達市でも作業が。 子ども:「思いっきり外で遊べないこと