2014-07-05 人は生きるために忘れる、と言うけれど だんだんと30代になった実感がわいてきた。 あらためてスタートラインに立ったような気持ち。 例えば、結婚も35歳までに出来ればいいや!と。これが、いわゆる“肩の力が抜ける”というやつなのだろうか。 男女交際に厳しい両親は、昔から「良い人がいなければ結婚しなくていい」と言っていた。 世間体を気にしてどうでもいい人と結婚するよりは、親と同じ墓に入りたい。出来れば先に。しかし、せめて順番は守るべきなのだろう。もう、それだけのために生きている。 もともと長くは生きられない身体だったのだ。「頼んでもいないのに勝手に手術して」と言った私を赦す両親には、一生、頭が上がらない。 ::::::::::::::: 18歳で上京した時、私は“完全無欠の幸福”な人生を送りたいと思っていた。 それは簡単に言えば、Facebookで幸福そうに見える暮らし。見