埼玉県所沢市で、親が出産後に育休をとった場合、すでに保育園に通っている 上の子どもを保育園から退園させる措置は違法だとして、保護者が措置の差し止めを求めて所沢市を提訴しました。 提訴したのは所沢市の保育園に通う子どもを持つ保護者11人です。所沢市は今年4月、「育休中は家庭での保育が可能」として、下の子が生まれたあとに親が育休をとった場合、保育園にすでに通っている0歳~2歳の兄や姉は保育園を退園させることを通知しました。原則として下の子が生まれてから2か月後の 月末までに退園することを求めています。 こうした所沢市の措置は違法だとして、保護者は子どもの退園を差し止めるよう、25日、さいたま地裁に提訴しました。 「(上の子は)保育園に通うことが生活の一部となっている。ある日突然、大好きな先生やお友達と過ごせなくなる」(出産したばかりの所沢市在住の母親) 提訴を受けて所沢市は、「市として文章を頂