ぷらっとホームが発売した小型サーバーの新モデル「OpenBlocks AX3」は、CPUにiPadなどで採用されているのと同じ、ARM Cortex-A9コアをベースとしたMarvellのARMADA XPを採用、低消費電力ながら高い性能を持っているのが特徴だ。本記事ではこのOpenBlocks AX3の活用例として、パーソナルクラウドやVPNサーバー、Webフィルタリングルーターなどを紹介する。また、最近注目されているARM版のUbuntu Serverをインストールして使用する方法も解説する。 ぷらっとホームから発売された「OpenBlocks AX3」は、低消費電力でコンパクト、ファンレスという特徴を持つ超小型サーバーだ(図1)。CPUにはiPhone 4Sなどにも搭載されているCortex-A9系コアを採用したARMADA XPを搭載、CPUの動作周波数も1.33GHzと従来モデル