日本から遠く離れたウガンダでバッグブランドを手がけるのが、仲本千津だ。銀行勤務、アフリカ事業支援のNGOを経て、現在の彼女が目指す先とは。 静岡出身の起業家母娘が仕掛ける、ウガンダ発のトラベルバッグブランド「RICCI EVERYDAY(リッチー・エブリデイ)」。2015年の創業からわずか3年で急成長。 17年11月「第6回DBJ女性新ビジネスプランコンペティション」(日本政策投資銀行主催)事業奨励賞を受賞、17年12月「日本イノベーター大賞(日経BP社主催)」特別賞受賞、2018年1月「CHIVAS VENTURE(シーバス・ベンチャー)」世界大会の日本代表者選出など、受賞歴も輝かしい。 その活躍を複数のメディアが取り上げ、日本全国の百貨店で定期開催されるポップアップショップには新規客やファンが駆けつける。RICCI EVERYDAYの強みの源泉はどこにあるのか。 RICCI EVERY
米国の公開会社の取締役のうちおよそ半数が、景気が来年、減速し始めることを懸念していることが分かった。 全米取締役協会(NACD)が500社を超える会員企業の取締役を対象に実施、先ごろ公表した年次調査の結果によると、来年「自社に多大な影響を及ぼし得る脅威」として最も多くの取締役が挙げたのは、「規制環境の変化」(49%)だった。 僅差で2番目に多い回答となったのは、「経済成長が減速する可能性」(48%)だ。報告書は、具体的にどのような規制環境の変化が懸念されているかについては言及していない。 調査ではそのほか、「地政学的な不安定さ」「テクノロジーによる破壊的変化のペース」「主要な人材の不足」などが最大の懸念事項として挙げられた。 「取締役会の多様性」については、取締役の53%が「目標を設定している」と答えている。ただ、「目標達成のために適任と考えられる候補を見つけるのは困難」と回答した人も、ほ
真珠湾攻撃によって火ぶたが切られた太平洋戦争。その2日後の1941年12月10日、かつて世界の海を席巻した英国海軍の最新鋭戦艦プリンス・オブ・ウェールズと圧倒的な攻撃力を誇った巡洋戦艦レパルスが、日本の航空部隊のみによって撃沈された。これは、これは世界の戦争史上初のことであり、その後、海戦の様相は一変することになった。 この海戦に、一式陸上攻撃機の操縦士として参加し、その後の不利な戦況を奇跡的に生き延びて、戦後、戦没者の慰霊に尽くした男は、最後にどんな言葉を遺したのか。 大艦巨砲から制空権の争いへ 太平洋戦争が始まるまでの長い間、洋上での戦いの主力は戦艦であると考えられていた。 日露戦争で日本とロシアの艦隊が戦った日本海海戦、あるいは、第一次世界大戦でイギリスとドイツの艦隊が戦ったユトランド(ジュットランド)沖海戦に見るように、厚い装甲をまとい、大口径の砲を搭載した戦艦が海戦の帰趨を決する
一瞬で腫瘍を爆砕する未来のガン治療マシーン、臨床実験開始は2020年2018.12.10 11:3014,664 岡本玄介 強力かつ高速なので、患部以外が被爆しません。 アメリカ合衆国エネルギー省が所有するSLAC国立加速器研究所と、スタンフォード大学によって開発された新しい加速器ベースの技術が、ガン放射線療法にかかる時間を数分から数秒に短縮することにより、副作用を減らそうと新たな治療装置を開発しています。 FutureTimeline.netによりますと、この技術は「PHASER(フェイザー)」という名が与えられたとのこと。将来的には小型の医療機器に組み込まれ、放射線治療をより身近なものにしてくれます。 Video: SLAC National Accelerator Laboratory/YouTube装置のブロンズ色の部分が、SLACで開発中の新しい高出力加速器です。 研究チームの目
貧血症はもっとも一般的な血液疾患であり、健康な赤血球やヘモグロビンが不足した貧血症の人は20億人いると推定されている。通常、貧血症は血液検査によって診断されるが、新しいスマホアプリでは人の爪の写真だけで診断できるという。ネイチャー・コミュニケーションに掲載された新しい論文が報告している。 エモリー大学のウィルバー・ラム助教授ら研究チームが作成したアルゴリズムは、スマホで撮影した指の爪の根元の写真の色から、ヘモグロビンの濃度を分析することで貧血症を検出する。爪には色を覆い隠すメラニン色素を生成する皮膚細胞が含まれていないため、爪の色は身体全体のヘモグロビン値を判断する良い指標となるからだ。 4週間にわたる研究は、72人の健康対照者群を含む337人のさまざまな血液状態を対象とした。その結果、このアプリはヘモグロビン値を身体検査から評価した医師よりも優れていた、と研究チームは報告している。血液検
ニューズラインエマージング・テクノロジーの最新情報をお届け。 Environmental Change and Security Program Follow | Flickr So much for that hope of reaching peak climate emissions 世界経済が成長を続けているという良いニュースは、一方で「気候汚染」という悪いニュースを意味する。 グローバル・カーボン・プロジェクト(Global Carbon Project:GCP)の新たな報告書によると、世界の二酸化炭素排出量は、2018年には3%近く上昇する見込みだ。比較的横ばいだった3年が続いた後、2年連続の上昇となる。 これらの内容は国際エネルギー機関(International Energy Agency:IEA)が12月4日に発表した別の分析結果 とも一致する。発表によると、北米、ヨーロ
欧米のロボット労働者の数は、実は東南アジアに比べてはるかに少ない。賃金水準を基にして補正したロボット採用率から意外な結果が見えてきた。 by Erin Winick2018.12.07 57 13 1 0 ロボットが世界中で労働市場に参入している。ロボットの数が増えていることは明らかだが、現時点で時代を先取りしているのがどこの国かを算定するのは難しい。 もっとも一般的な指標は、国際ロボット連盟(IFR)が毎年使用している国別の製造業労働者1万人当たりの産業用ロボット台数だ。 IFRが情報技術革新財団(ITIF)を通じて発表した情報によれば、2017年の世界平均は労働者1万人当たりロボット85台だった。これは前年より15%の増加だ。 今回も韓国が労働者1万人当たりロボット710台でランキングの首位に立ち、次いで658台のシンガポール、322台のドイツとなった。インドは労働者1万人当たりロボッ
Good Morningを作ったきっかけ 小澤いぶき氏(以下、小澤):こういった、それぞれの資源を見つめ直して、子どもがちゃんと自立していくというか、誰もが支え合えるようなちっちゃい支援というか、助けの網みたいなものを作っていくときに、そこにはやっぱりお金も必要だなと思っていて。 いろんな資源を出し合う中の1つにちゃんとお金があって、市民が助け合いの網を作っていくのを、例えば、CAMPFIREのプラットフォーム(で集める)とか、そういういった可能性ってあるのかどうか。 家入一真氏(以下、家入):すごくうまくつなげましたね(笑)。 (会場笑) 湯浅誠氏(以下、湯浅):感心してる場合か(笑)。 家入:そうですね、CAMPFIREというクラウドファンディングをやっていて、もう6年くらいになります。もちろん他社さんとかも含めて、クラウドファンディングが出てきて数年経ったわけなんですけど。 今回Go
アラブ首長国連邦(UAE)シャルジャには選別のため世界から古着が集まり、業者の倉庫にはベール(梱包)が積み上げられている=浅倉拓也撮影 ■砂漠の倉庫に古着の山――UAE 砂漠の大都会ドバイから車で1時間足らず。アラブ首長国連邦(UAE)シャルジャの湾岸にある倉庫には、新たに到着した古着が山のように積まれていた。 圧縮され、コンテナに詰め込まれ、長い船旅を終えてくたびれきった古着は、カラフルだが「ゴミの山」にも見える。実際、この倉庫の古着は大半がフランスやベルギーなど欧州で持ち主に捨てられたものだ。 古着は、主に先進国で廃品回収や寄付を通じて集められる。服自体の原価はタダ同然だが、選別されることで商品としての価値が生まれていく。人件費、輸送費、輸入関税、業者が得るマージンなどが上乗せされ、値段がつく。コストを抑えるために、多くは人件費が安い別の国に輸出され、仕分けをへて次の市場に向かう。 ア
寝るときに付ける“睡眠専用”イヤホンとして、BOSEが9月に発売した「NOISE-MASKING SLEEPBUDS」。不快なノイズをマスキングすることで快適な睡眠を促すというけれど、3万円もすることから「本当なの?」と疑っている人も多いはず。実際に購入したライターの花森リドが買った理由とその“効果”を語る。 私が住んでいる賃貸マンションは「ペット可」なのに、ペットなんていないんじゃないかと思うくらい静かだ。マンションの廊下などでは毎日はしゃぐ犬とすれちがうし、テンションの上がりきった「ワンワン」という声がかすかに聞こえる気もするのだが……。だから、壁が分厚いのか、音が響きにくい構造なのだろうと思っていた。 購入したのは隣人が夜中に爆笑するから ところが、だ。ある日の深夜2時に“それ”は始まった。ベッドに入り、「あ~、そろそろ寝そう……」という寝落ちる寸前、ふいに「ダッハッハ」という声が耳
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