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reviewとlightnovelに関するnoreplyのブックマーク (10)

  • 手乗りタイガーは俺の嫁「とらドラ!」

    こんなところに俺の嫁が。 ちっちゃくって、気性が荒くて、信じがたいほどドジで、そして自分のドジさを恥じて、落ち込んで、すぐ泣いて── おいしいものや甘いものに目がなくて、すごくヘンで、はた迷惑で、困った奴。 怒りオーラを全開させるとスーパーサイヤ人と同等の殺気を放ち、罵倒文句のバリエーションはツンデレ女王いおりんに匹敵する。まさに無敵―― ちっこいけど。 見事にツボにハマった。見かけは怖いけれど優しい男の子と、見かけは可愛いのに凶暴な女の子がくりだす、手に汗握る若葉マークが初々しい超弩級ラブコメを読んだのだ。 ああ~これこれ~わかるわぁ~、終始ニヤニヤしっぱなし、頬が熱い。ほっぺたが流れ出るのを止められない、電車なのに。薄気味悪いリーマンでサーセン。思春期特有の自意識やコンプレックスがリアルに「お約束展開」へとろけており、もどかしいったらありゃしない。もちろん、あんな出来事やこーんな出会い

    手乗りタイガーは俺の嫁「とらドラ!」
  • taipeimonochrome ミステリっぽい本とプログレっぽい音樂 » 少女ノイズ / 三雲 岳斗

    傑作。ジャケからして恐らくはライトノベル的な讀みを期待されているかと推察されるものの、個人的には格ミステリの技巧が炸裂した、非常に濃厚な一冊として大いに堪能しました。 表紙にある大振りなヘッドフォンをした制服美少女が探偵を務める連作短編集で、収録作は、日常の謎的な彩りに過去の記憶に沈んでいた事件の謎解きが冴えわたる「Crumbling Sky」、体の部位を切断される猟奇連續殺人事件に人間心理の綾を解き明かしていく超絶技巧が炸裂した傑作「四番目の色が散る前に」、呪われた女子高生の奇妙な振る舞いを軸にした顛倒劇が素晴らしい「Fallen Angel Falls」、幽霊騒ぎとストーカー事件という二つの錯綜した謎が隠された人間関係を見事に描き出す「あなたを見ている」、密室ではない密室事件に語り手ワトソン危機一髪となる「静かな密室」の全五編。 「静かな密室」を除けば、トリックそのものは控えめなもの

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    noreply 2008/01/08
    「連城ファンであれば愉しめるのではないでしょうか。トリック単体のド派手さはないものの、人間心理の錯綜、不可思議をフックにした超絶技巧は評価されるべきで、個人的には大いにオススメ」
  • 2007-11-16 - BLUE ON BLUE(XPD SIDE) - アメリカの不安――孤独な体制内反逆者たち

    気が付けば10日もblog放置プレイ。主に余暇は積読を崩していた。そのおかげで、すこし書くこともできたので、まとめて書いておく。 それはそうとして。「ナイトウィザード」の柊連司が、現代学園異能的に面白いキャラだと思う昨今。一般的に現代学園異能というのは「ごく平凡な日常にいる少年が「異界」との接近遭遇によって非日常の世界へと参入するはめになる」パターンが多いのだけど、彼の場合、はなから彼岸の人間である。まあ、それ自体は良くある話だ。「スケバン刑事」における学生刑事みたいなもんだと思えばいい。 にもかかわらず、柊連司は「学校に行きたがる」し「普通の学園生活」をしたがる。非日常の人間であるにも関わらず、徹底して日常に固執し、そして非日常の人間ゆえにそれが果たされることはない。「世界は俺を学校に行かせない気か!」という彼の魂の叫びは、まさに真実であるがゆえに、乾いた笑いを呼び起こす。「彼岸に足を踏

    2007-11-16 - BLUE ON BLUE(XPD SIDE) - アメリカの不安――孤独な体制内反逆者たち
  • 落ち着け……虚数を数えて落ち着くんだ…… - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

    みすてぃっく・あい(ガガガ文庫 い 3-1) 作者: 一柳凪,狐印出版社/メーカー: 小学館発売日: 2007/09/19メディア: 文庫購入: 28人 クリック: 283回この商品を含むブログ (51件) を見る なんだかすっかり地雷原と見なされてしまった感のある小学館ライトノベル大賞ですが、一柳凪の『みすてぃっく・あい』は、ちょっと驚いてしまうぐらい傑作でした。言うなれば『虚無への供物』のリリカル・ミステリー版。デビュー作となる書はやや薄味ではあるけれど、書き続けていってくれたらライトノベルにおける幻想ミステリの旗手になりえるかも。今後、注目していきたい新人。以下、感想抜粋。全文はこちら。 それにしてもこういった幻想色の強いミステリは大歓迎。これがどうして期待賞なのだろう、ガガガ賞……は無理でもせめて佳作だろうと思う。女の子も可愛いし、絵師にも恵まれているし、著者にはもっと書いてもら

    落ち着け……虚数を数えて落ち着くんだ…… - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜
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    noreply 2007/10/10
    一柳凪『みすてぃっく・あい』(ガガガ文庫)の書評。
  • また君か。@d.hatena - 最近の読書 - 田中ロミオ「人類は衰退しました」

    Perl書評やアルファなどで有名な dankogai 氏が田中ロミオ「人類は衰退しました」というラノベを読んでいて物珍しかったので(http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50855904.html)、じゃあおれもいずれそれを読んでみようと思っていたのだけど、ラノベというのは時期を外すと途端に買えなくなってしまうもの(商品点数が多くて回転が速いので大手ブランドの人気シリーズとか以外の既刊を探そうとするのは大変)らしく、何周遅れかでの探索はなかなか大変だった。たしかクリルタイ 2.0 の podcast 収録見学で渋谷に行ったとき TSUTAYA で一冊置いてあったんだよなー、あのとき「まあいずれ買うんだけどそれは今日じゃない気分だ」とか思って先延ばしにしたのが失敗だった。 知るきっかけになったのは上述のとおり dankogai 氏のブログだっ

    また君か。@d.hatena - 最近の読書 - 田中ロミオ「人類は衰退しました」
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    noreply 2007/10/10
    「ようはあらすじでピンときた。これはな、おれのようなおっさんオタにやさしい話だ」「つまり竹本泉「ねこめ~わく」、あれに近いカテゴリということだ」
  • 少年少女科学倶楽部 - メイド道とは死ぬことと見つけたり 『めいたん メイドvs名探偵』

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    noreply 2007/08/23
    「ミステリーと新選組と葉隠と隆慶一郎に荒山大先生にメイドを足してアーサー・C・クラークとアラン・ケイをぶち込んだミステリー」
  •  10分でわかる『銀英伝』。 - Something Orange

    先日、平和さん(id:kim-peace)が、こんなことを書いていた。 実は・・・銀英伝が判りません 小説を読んだことも、アニメを見たこともありません。ヤン提督の名前と顔はかろうじて一致します。 スターウォーズのデススターみたいな要塞がでるんでしたっけ? 某所と某所がDVD-BOXの話題で盛り上がっていたのですが、全然付いていけません・・・ 読めよ。 いや、ひとの価値観はそれぞれなので、どのを読むのも読まないのもそのひとの勝手ではある。でも、ライトノベル読みなのにこの作品を読み逃がしているなんて、それは人生の損失でしょ。 およそ、日のキャラクタ小説で、この作品を超えるものは存在しないと思う*1。単純に商業的側面だけを見ても、正編全10巻だけで1000万部を超えるセールスを記録している。日出版史上屈指のベストセラーなのである。 もちろん、世の中には何がおもしろいのかわからないベストセラ

     10分でわかる『銀英伝』。 - Something Orange
  • 究極の感想サイトの作り方 - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

    id:megyumiさんの魔女を忘れないための感想リンク集を見て、この手があったか! と膝を打ちました。 自分の感想読んだら全然褒めてるように見えないので、人様の感想を寄り抜き。どこも結構評価が高くて嬉しい。 http://d.hatena.ne.jp/megyumi/20070724/p6 常々、思っていたのです、ある特定の作品の感想や評価を知りたいというユーザに対し、感想サイトはそのサイトを運営している管理人ひとり分の感想しか提供できていないな、と。ゆえに今までは、のべるのぶろぐや感想リンクやブクマなど、そういったもので感想同士が繋がりあうことで作られる「多人数によって構成される感想のネットワーク」に価値を覚えていました。ネットワークがもたらす感想や評価は、主観の集合であるため、より客観的であり、その精度や完成度も高いのではないか、そう考えていました。しかし、ただ単にリンクを張るのでは

    究極の感想サイトの作り方 - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜
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    noreply 2007/07/25
    いっそ清清しくtumblr.でやるってのはどうか。
  • 友桐夏『白い花の舞い散る時間』はどこが狂っていたのか - 魔王14歳の幸福な電波

    ※作者名でGoogle検索したらなんか最上位に来てて驚きました。かなりネタバレ全開なので、こんなに目立ってしまうのは凄くよくないことだと思いますが、Google先生のやることなのでどうにもなりません。未読の方はくれぐれもお気をつけください。(2007/4/10追記) コバルトの新人がとんでもないものを書いてしまったということで、一部の読書サイトでは結構な騒ぎ*1になったこの作品。物語全体を狂わせる異常な試みの上に成り立った書に言及しようとする人は、それがネタばれにならないよう随分と苦労していたように思います。"何を書いてもネタばれになってしまう"という言い方がしばしばされますけど、書はまさにその典型のような作品でした。 面白さがそのままネタばれに繋がるという性質上、書の異常さを直接的に説明している感想は有名どころでは見つけることができませんでした。そのため、噂を聞きつけて書に手を伸

    友桐夏『白い花の舞い散る時間』はどこが狂っていたのか - 魔王14歳の幸福な電波
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    noreply 2007/07/10
    <ネタバレ>注意。読んだのでブクマ。
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    賃貸暮らしのわが家の地震対策【揺れから命を守る編】 以前のブログでも記載した、防災の優先順位に基づいて対策を進めています。まだ手をつけられていない部分もありますが、ある程度まとまってきたのでざっくりとご紹介していきます。 優先順位別に改善していっているため、今回は主に地震の揺れ対策がメインになります。…

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    noreply
    noreply 2007/06/23
    「多分ファウスト賞が求めていた作品ってこんな話だと思うよ。 / 何にせよ、軽妙な文章に洒脱な会話。大胆な設定に不敵な伏線」 入間人間「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」のレビュー。
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