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ぼくは、若い世代に期待しているんです。だから若い世代、子どもたちに語りかけていって、戦争と原爆の実態をしっかり教え込んでいくことでしか、日本は本当に平和を守れないのではないか―。 広島での被爆体験を基にした漫画「はだしのゲン」の作者で、昨年12月に亡くなった中沢啓治さんは「はだしのゲンはヒロシマを忘れない」(岩波ブックレット)の中でこう書いている。 炎に包まれて死亡した父の言葉「麦のように強く生きろ」を胸に、貧困や家族の死を乗り越えてたくましく生きる少年の姿を描いた「ゲン」は、多くの人に支持され、累計出版部数が1千万部を超える。英語をはじめ約20の言語に翻訳もされている。 その「ゲン」を、松江市教育委員会が、子どもが自由に閲覧できない閉架の措置を取るよう市内の全市立小中学校に要請、各校が従っていたことが明らかになった。「一部に過激な描写がある」というのが理由だ。 鳥取市立図書館でも
2012年12月に死去した漫画家中沢啓治さんが自身の被爆体験を基にした漫画「はだしのゲン」について、松江市教育委員会が同月、市内の小中学校に閲覧制限を要請していたが、要請の撤回を視野に再検討する方針を決めたことが、20日までに分かった。 市教委などによると12年8月、「はだしのゲンは間違った歴史認識を植え付ける」として学校図書館からの撤去を求める市民からの陳情が市議会にあったが、市議会は同年12月に全会一致で陳情を不採択としていた。 しかし市教委は、作中にある女性への暴行場面や人の首を切る描写を問題視。同月中に市内の全小中学校に対し、作品を図書館の倉庫などにしまい、子どもから要望がない限りは自由に閲覧できない「閉架」措置とするよう要請した。要請は市の教育委員会会議で議論されずに、市教委の独断で2度にわたり行われていた。 清水伸夫松江市教育長は20日までの取材に、「手続き的にどうだったか調査
松江市教育委員会が市立小中学校に漫画「はだしのゲン」の閲覧制限を求めた問題で、当時の教育長など市教委の事務局が教育委員に諮らず独自の判断で閲覧制限を求めていたことが分かった。市教委教育総務課では、要請は教育委員の承認が必要重要事項には当たらず教育長の判断で決定できるとしている。 市教委の古川康徳副教育長によると、昨年8月に市民から学校の図書館から作品の撤去を求める陳情があり、当時の教育長や副教育長らで協議。昨年12月の校長会で学校側に「子どもだけで見るには一部に過激な描写があり教員のフォローが必要」として、閉架の措置を取るよう要請した。 また、鳥取市立中央図書館でも小学生の保護者のクレームをきっかけに2年前から、はだしのゲンを児童書コーナーから事務室内に移し、別置きしたままにしていたことが判明。希望者には閲覧や貸し出しはしていたが、「一時的に別置きするつもりだった。取り扱いの協議を怠ってお
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